子供に字を教えるのって、いつからすればいいの?
どうやって教えたらいいの?
そう悩んでいるママさんは多いのではないでしょうか?
我が家の長男うさお君は3歳でひらがなとカタカナが読めるようになり、書けるようになったのは4歳でした。
どのような方法で覚えたのか、また、一般的には何歳くらいに覚えさせたらいいのか等、記事にしてみました。
もくじ
どうやって文字を覚えたか
壁に『あいうえお表』
うさお君にいつから文字を教えたかというと・・・0歳からです。
壁に『あいうえお表』を貼って、指をさしながら、「あいうえお」と教えていました。
この方法で、全部は覚えませんでしたが、気に入った文字は、喋れるようになった瞬間から読めていました。
0歳から教えるということはしなくていいと思いますが・・・
子供の目につくところに『あいうえお表』を貼っておくことで、文字に興味がでてきたときにとても便利です。
喋る『あいうえお絵本』
2歳くらいの時に、母が「音で覚えるお稽古絵本」をうさお君に買ってくれました。
母は男の子なのになぜかキティーちゃんをチョイスしてプレゼントしてくれたのですが、ピンクが好きなうさお君は気に入って使っていました(笑)。
キティといっしょにあいうえお
「あ」のところを押すと、「あ」と発音してくれて、もう一度押すと、「あさがお」と絵の方の単語を読み上げてくれます。
ゲームもついていて、ひらがやを当てる問題や、しりとり遊びなどもあります。
うさお君が特に気に入っている機能は、『きおく』と『さいせい』ボタンを使って、簡単な文章を作ることです。
例えば、「ぼくのいもうとのなまえは、うさみちゃんです」みたいな文を、1音ずつボタンを押して記憶させ、『さいせい』させて絵本にしゃべってもらいます。
一音でも押し間違えると最初っからやり直しになってしまいますから、長いものほど大変だったりするので、かなり真剣にやっています。
これは5歳になった今でも、たまに出してきてやっています。
うさお君は最終的に、このしゃべる絵本で遊んでいる内にひらがなをマスターしました。
因みに、カタカナも一緒に覚えられ物もあったので、これから買う人はこんなのもいいかもしれないですね。
学研のあそびながらよくわかる あいうえおタブレット
キャラクター図鑑
子供は興味のあることは、黙っていてもどんどん覚えてしまいます。
うさお君はトーマスが好きだったので、『トーマス大図鑑』の本を買って置いておきました。
きかんしゃトーマス大図鑑
それを一人で黙々とながめていたうさお君、いつの間にかカタカナが読めるようになっていました。
キャラクターの名前が「トーマス」や「エドワード」と言うようにカタカナなので、キャラクターの名前とカタカナの文字がどんどん結びついていって覚えてしまったのです。
カタカナは私がたま~に、フラッシュカードでチラッとやるくらいで、そんなに真剣に教えたことがありませんでした。
以前『ウルトラマンのキャラクター図鑑』を読んでいる内に、カタカナを覚えてしまった子の話を聞いたことがあったので、「こういう事か!」と思いました。
子供が大好きなものがあるのなら、その図鑑を買ってあげると、こんなに簡単に文字を覚えてしまえるんですね。
それが虫だったり、乗り物だったり、アンパンマンであってもいいんです。
好きなことをとことん追求してあげられるものを用意してみてください。
書けるようになるには
読めるようになるのと書けるようになるのは、また全然違うようです。
うさお君は本をスラスラ読めても、字が書けない期間が長くありました。
字を書くには筆圧がそれなりに鍛えられないと書けませんので、結構地道な練習が必要です。
女の子は絵を描くのが好きで、黙っていてもどんどん絵を描くことによって、鉛筆の使い方も上手になり、いろいろな線が書けるようになります。
ところが我が子も含めて、男の子はどうも、なかなか絵を描きたがらない子が多いようで、その辺の上達が極端に遅いんですよね・・・。
公文でもやっていますが、まずは横棒を点線にそって真直ぐなぞるとか、波線をなぞるとか、そういったプリントやドリルをこなして、鉛筆でうまく線を書けるように訓練してから文字の練習をするといいようです。
100円ショップでもそういったドリルを置いてますので、適当にチョイスして、やらせてみてから、文字の練習に取り組むといいでしょう。
ちなみに文字を書く練習ですが、水のペンで何度もかけるシートを買ってみたりしましたが、やはり鉛筆と紙でちゃんと練習するのがいいと思います。
タブレットに書けるものなどもありますが、それだと筆圧が強くならず、いざ鉛筆を持ったときにひょろひょろの線になってしまったりして、結局鉛筆の練習が必要になります。
ただ、純粋にひらがな50音の形を覚えるだけで使用するならタブレットもいいのですが、鉛筆で書いて、筆圧も鍛えられた方が、一石二鳥でいいのではないかと思います。
ひらがなを覚える時期
4歳くらいに読めるようになるといいようです。
それができたら、今度は書けるようにしていきますが、遅くても小学校入学前までにはひらがな、カタカナが書けるといいですね。
私の周りのお子さんも、4歳くらいで、ゆっくりとでも本を読める子が多いです。
字を書けるようになるのは、圧倒的に女の子の方が早いです。
うさお君のお友達で、幼稚園入学前のプレスクールの段階で、自分でお手紙を書いてくれた女の子もいました。
2学年上の先取り学習が出来ているといいとよく聞きますが、小学1年生の2学年下の年中さんくらいにマスターできるのが理想ですね。
小学校に入ると覚えることが突然たくさん出てきます。
そのタイミングでひらがなから覚えるというのは子供に取ってものすごい負担となります。
そして何より今まで机に向かったことのない子供に、小学校に入ったら突然「勉強しなさい」では子供は混乱するばかりです。
小学校の勉強にスムーズに取り組めるよう、幼稚園の内から机に向かう習慣をつけさせ、最低でもひらがな、カタカナは読み書きできるようにしておくことが大切です。
文字が読めないまま小学校に入学してしまった私の失敗
私は小学校に入るまで、まともに文字が読めませんでした。
突然教科書を読めと言われても、上手く読むことができず、私は小学校に入学した段階で、既に落ちこぼれていました。
そのスタート時点の遅れを取り戻すことができずに、私の学力はずっと底辺でした。
今思うと、入学時点でできていた子はずっと勉強ができましたし、できなかった私のような子はずっとできないままでした。
それはやはり、スタート時点の差ですとか、勉強の習慣がついているかというのが大きいと思います。
幼稚園時の文字の練習は、子供の勉強の練習でもありますが、親が子供の勉強を見てあげる練習でもあると思っています。
よく「そんな小さい頃から勉強させてかわいそう」とおっしゃる親御さんもいらっしゃいますが、それをしないことで、その子の人生はずっと可哀そうなことになりかねませんから、私のようにならない為にも、無理のない程度に少しずつ取り組んでみてください。
まとめ
ひらがなやカタカナを読めるようになるには、しゃべるあいうえお絵本のようなものを使って、子供は簡単に楽しく覚えられるでしょう。
しかし、書けるようになるというのはまた別の話で、線や波線を上手に書く練習をしてから、紙と鉛筆を使って、地道に練習するのが一番確実です。
タブレットなどを多用すると、いざ鉛筆を使おうというときに苦労するかもしれません。
小学校に上がるまでにひらがな、カタカナの読み書きができるようになっておくと、小学校の学習がスムーズにスタートできることでしょう。