我が家の長男うさお君も4月からいよいよ年長さんです。
年中からお受験塾に行っているうさお君ですが、個人指導で行われている塾なので、模試などがありません。
ですから、4月くらいからお受験塾などで開催されている公開模擬テストを受けさせなければ・・・と思い探してみました。
うさお君は国立のみの受験なので、やはり国立に強い塾のテストがいいのでは・・・と考え、『わかぎり21』の模試を受けてみることにしました。
4月から受けようと思っていたのですが、ホームページを見ると、3月に『プレ模試』なるものが開催されるということで、こちらに申し込み行ってきました。
わかぎり21のプレ模試
「プレ」「模試」なので、要するに、模試の練習ということです。
今まで模試を受けたことのない子の為に、本場の模試では説明しないようなことも、丁寧に教えてくれるというものです。
例題で一度練習してから始めたり、皆の聞く姿勢がちゃんとできたら始めるなど、問答無用で進められる本格模試に比べて、初心者にはうれしい内容となっています。
今までテストのようなものを受けたことがないうさお君にはうってつけのものでした。
模試の内容
ペーパー試験(数・図形・推理・言語・記憶・絵画)の他、実技試験(指示行動・運動・行動観察・個別審査)とバランスよく出題されます。
志望校を2校書いて出すことができるので、現段階での実力を総合判定して出してくれます。(実施後10日ほどで結果が届くそうです)
因みに、この段階での判定は気にしなくていいとのことです。
その子のどの分野が弱いのかを見極める資料にしてくださいとのことなので、「まだ模試を受ける実力に達していないわ・・・」と心配する必要はないかと思います。
場慣れしておくためにも、模試は何度か受けることをおすすめします。
子供と分かれてプレ模試の始まり
会場で受付をし、渡された返信用封筒に住所を書き、受験票に必要事項の記入を終えると、子供は親から離れて教室に入ることになるのですが・・・
もうすぐ年長さんになる年とは言え、まだ4.5歳の子供です。
号泣のお子さんが何人かいらっしゃいました。
「こわい~!こわい~!」と泣き叫んで、お母さんにひっしとしがみついて離れません。
先生は慣れた様子で、「こわくないよ~」とやさしく対応していました。
うさお君の話では、最初泣いていた子もずっと泣くようなことはなく、テストが始まる頃には全員落ち着いたようです。
当のうさお君は問題なく母子分離ができたので、その辺は安心しました。
保護者は待っている間受験説明会
子供と分かれて、親は別の階で保護者対象の受験説明会を受けることができます。
その日行われるテストの内容を見ながら、どういう答えなら〇になるのか、どのように教えてあげたらいいのか、など事細かく説明してくれます。
これは大変ためになりましたので、是非参加されることをおすすめします。
因みに我が家には下に1歳半のちびちゃんがいますので、説明会に連れて行っても大丈夫か事前に問い合わせていました。
「説明会は小さいお子様連れでもかまいません。ただし、ぐずってしまった場合一時的に席を外していただくことをお願いする場合もありまので、その点だけご了承ください。」とのことでした。
ぐずった場合も考えて、我が家はパパにも来てもらい、どちらかがちゃんと説明を聞ける状態にしました。
待ち時間は1時間とちょっとくらいです。
小さなお子さんにとっては、少し退屈な時間になるでしょう。
我が家はぐずりそうになったらすかさず授乳ケープをかぶって授乳するなどして、なんとかやり過ごすことができました。
小さい子供は結構いましたが、床で一人カルタをして遊ばせたりなど、各ご家庭で子どもを飽きさせないアイテムを駆使してしのいでいました。
子供の服装
模試は受験本番の練習の場です。
せっかくの練習なので、「服装も本番に近いものを用意するのがいい」と他の塾に通っているママに聞きましたので、我が家は白のポロシャツ、紺の半ズボン、紺のカーディガンという恰好で行きました。
気合が入るように、文房具や筆記用具、カバン(紺色)も、専用に新しく用意してあげました。
朝うさお君に「今日はこれを着て行くのよ」と服を出してあげたところ、「何でおしゃれして行くの?」と不思議がられました。
「テストの本番もおしゃれして行くから、その練習もおしゃれして行くのよ。」と教えました。
新しいカバンや文房具も「うれしい!」とテンションが上がっていましたので、揃えてあげてよかったと思いました。
他の子供たちは8割くらいがお受験スタイルで、2割くらいが普段着でした。
女の子は紺のワンピースが一般的ですが、中には紺のズボンを履いて、運動できるように対策してきているご家庭もありました。
模試はペーパーの他に運動もあります。
今回は片足立ちやけんけん、立ち幅跳びの課題が出たようです。
これがでんぐり返しなどの課題だと、スカートは厳しいかもしれませんね。
運動の課題が出る模試を受ける場合、女の子の服装はスカートよりズボンを履かせる方がいいかもしれません。
親の服装
子供がちゃんとした服装で行くのだから、親もある程度は・・・
ということで、私は黒のワンピースに灰色のカーディガン。
パパはスーツで行きました。
他のママさんはかっちりお受験スーツの人はいませんでしたが、ちょっとよそ行き用の服装という感じの方が多かったです。
パパは普段着が半分、スーツが半分と言ったところでしょうか。
子供が主役なので、親がそれほど服装を気にする必要もないかと思いますが、会場で肩身の狭い思いをするよりは、ちょっとおしゃれをして、子供同様、普段と違う気持ちで出かけるのもいいのではないでしょうか。
プレ模試終了
模試が終わると保護者の部屋に子供たちを連れて来てくれます。
時間は20~30分おすことを想定して、時間に余裕を持っておいた方がいいと思います。
保護者説明会で、「子供が模試を嫌いにならないように、まずお子さんを褒めてあげてください」とのことだったので、ママやパパさんたち一様に笑顔で「がんばったね。」なんてお子さんに声をかけて抱きしめてあげたりしていました。
我が家のうさお君はと言うと、すごくにこにこして帰って来て、第一声が「楽しかった~!」でした。
「そう、よかったね。楽しいのが一番。」と頭をなでてあげました。
そしてファミレスでお食事をし、ご褒美にケーキを食べて帰宅しました。
うさお君は寝る前に「今日は楽しかったな~。ふふふっ。」何て思い出しては笑いながら眠りにつきました。
うさお君に関しては、模試が嫌いになる心配はなさそうですね・・・(笑)。
まとめ
わかぎり21は国立小学校の受験に強い塾です。
国立のみ受験のお子さんにはお勧めです。
わかぎり21では4月から始まる公開模擬テストに先駆けて、年中の3月にプレ模試なるものを行っており、初めて模試を受けるお子さんには丁寧な説明があり、とてもお勧めです。
お受験初心者の親御さんたちの為に、保護者対象の受験説明会も同時開催されるので、こちらも出られるととても参考になります。