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私が不妊治療を乗り越えて、妊娠できたときのこと

妊娠検査薬
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私は7年もの間不妊治療をしていました。
結果結婚8年目にして妊娠することができたのですが、
その時のことを書こうと思います。

もし、今妊活中で、ちょっと心がくじけそうな人がいたら、
読んでみてください。

不妊治療中は自分が嫌いに・・・

不妊治療をしている人は経験があるかもしれませんが、
後から結婚した友達の妊娠報告や、芸能人の妊娠報道、
・・・嫌じゃないですか?

私は正直嫌でした。

仲良しだった友達の妊娠・・・本当なら心から「おめでとう!」
と言ってあげたいんです。

私は口では「おめでとう」と言っていましたが、
心の中はもうぐちゃぐちゃのどろどろになっているのが自分でも分かっていました。

そんな自分が嫌いで嫌いで、「何で心から祝福してあげられないの」と
自分自身を責めました。

ある日、主人の友達夫婦が妊娠したということで、
主人がお祝いの電話をかけていました。

私は流産して数カ月後だったため、
妊娠の「に」の字を聞いただけで、
心が締め付けられるようで、
耐えられずに廊下で一人泣いていました。

電話を切った主人は私が泣いているのを見て、
「自分たちが妊娠した時は皆に喜んで欲しいから、
君にも人の妊娠を祝福してあげてほしいんだ。」と言いました。

分かっています。
主人の言っていることは正しいことです。
そして誰よりも私がそうしたいと思っています。

でもできないのです。
この気持ちだけは自分ではどうしよもないのです。

私のママ友にも、不妊治療中やはり同じように悩んでいた時期があったそうです。
そんな時旦那さんが、
「そう思うのは普通だよ。だから自分を嫌いになる必要はないんだよ。」
と言ってくれて、心が楽になったそうです。

悩んでいる人に正論を言ってはいけませんね。
これは私もこれからの人生で気を付けなくてはいけないと思っています。

ともかく、この日以降、私は自分の本当の気持ちを誰にも相談できず、
自分を嫌な奴だと憎み、主人の居ない時にこっそり泣き、
長い間負の感情と一人で戦わなくてはいけませんでした。

人の妊娠を心から喜べるように・・・

そんなある日、会社の同僚が妊娠したのです。
毎日顔を合わせる人が妊娠したのは初めてで、
これはかなりきつかったです。

不妊治療を始めて7年経っていましたし、
もう精神的に限界に来ていました。

そんなある日、私は会社の階段で足を踏み外し、
滑り台のようにお尻を打ち付けながら落ちてしまいました。

あまりの痛さにクラクラしながらも、
『落ちたのが妊娠した彼女ではなく、自分で良かった』と心から思ったのでした。

その日家に帰ると、実家の母に電話をかけ、
とにかく今の自分の気持ちを全部叫びました。
「何で〇〇ちゃんは子ども欲しくないのに、できるのよ~!!!」
とか、「全然おめでたい気持ちになんかなれないし~!!!」とか
とにかく全部を叫んで吐き出したら、
何だかすごくすっきりしたのです。

母はその愚痴を全部聞いてくれました。
そして「そう思うのは普通よ。」と言ってくれたのです。

今まで吐き出せずためていたぐちゃぐちゃの気持ちが、
外に出ていって、すうっと浄化された感じがしました。

それ以降私は人の妊娠報告を
本当に心から喜ぶことができるようになりました

妊娠した時のこと

さて、心の闇はすっかり晴れて、楽しく妊活できるようになりましたが、
この時既に7回の人工授精を試みていました。

まったくゴールが見えない中、実家の家族と旅行の計画をし、
妊活をお休みして、ハワイ旅行に行ってきました。

帰って来てから、妊活を再開させるにあたって、
主人と話し合い、体外受精にステップアップする決意をしました。

そこで病院に電話をして、体外受精をしたい旨を伝えると、
今回のタイミングだと体外受精は間に合わないため、
次回のタイミングからにしましょうと言うことでした。

じゃあ、今回は・・・ま~できないだろうけど、
最後に人工授精をもう一度やってみようということになり、
まったく期待せずに最後の人工授精を受けました。

体外受精は生理が来たらすぐ病院に行かなければいけないとのことで、
「生理がきたら・・・生理がきたら・・・」と待ち構えていたのですが・・・

おや・・・なかなか来ません。

まだ来ません・・・。

えっ、まさか!

今まで何十回もしてきた妊娠検査薬・・・初めて陽性反応を見ることとなりました。

8回目の人工授精でした。

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まとめ

私はこの時、色んなプラスのことが重なり、妊娠できたのだと思います。

  1. 旅行に行った
  2. 不妊治療をお休みした
  3. まったく期待していなかった
  4. 人の妊娠を喜べるようになった

よく心がリラックスしていると妊娠する なんて言われていますが、
その『リラックス』が、不妊治療中はとても難しいのです。
特に4番の『人の妊娠を喜べるようになった』と言うのは、
私は7年かかりましたし、努力してできるものでもないと思います。

が、私のようにぐちゃぐちゃした気持ちをため込んでる人がいたのなら、
とにかく誰かに吐き出してみることです。

そして、それを聞く側の人は、「普通だよ」と言ってあげるといいでしょう。

どうか赤ちゃんを望むすべての人に『幸せ』が訪れますように。

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