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帝王切開中に旦那が外出⁈母子共に命がけの出産、旦那は緊急時の切り札

パパの絵
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出産はママがするものですが、実は旦那さんにも超重要な任務があります。

立ち合い出産でしたら、腰をさすってあげたり、声をかけてあげたりすることができますが、帝王切開などはただ待つだけです。

しかし、その『ただそこに居る』ということが非常に重要なのです。

私は二人の子供を帝王切開で出産していますが、その時の旦那のとんでもない行動や、旦那に居てもらうことの重要性を思い知った出来事などを記事にしてみました。

出産中の旦那のとんでも行動

私たち夫婦にとって初めての子どもは逆子で、計画帝王切開でした。

手術を担当する主治医からの説明は、
「帝王切開は無痛分娩のようなものだから痛くないよ。」と
「縦切りの方が安全だから、縦に切ります。」と言うことくらい。

帝王切開をすることによるリスクや危険性はなんの説明もなく、私がこのとき持っていた帝王切開の印象は「何だか簡単そう。出産日程も前もって分かるし、自然分娩より楽そうだな・・・」という感じでした。

そして主人も同じように「安全」「安心」のような印象を受けたようで、「今の医療技術を持ってすれば、帝王切開は絶対安心の出産方法」と勘違いしていたと後に言っていました。

いざ出産当日、旦那は手術室に入る私を見送り、親の控室で待っている・・・はずでした。

普通、我が子の誕生を今か今かと待ちますよね。

ドラマとかでは、ちょっとソワソワした感じで待っているお父さんのシーンとかあるじゃないですか。

私もそんな旦那を想像していたのですが・・・

帝王切開で誕生したうさお君を、看護師さんが旦那に見せようと控室に行くと・・・誰も居ません・・・。

トイレ?ではない・・・下の階、上の階と、病院中を探し回る看護師さん。

なぜ必死に探しているかと言うと、この後すぐ保育器に入れていろいろな検査をしなければならないからです。

「〇〇さんのおとうさ~ん!」と看護師さんたちが必死で旦那を探していますと、ひょっこり現れた旦那。

看護師さん「探していたんですよ。どちらにおられたんですか?」

旦那「いや、ちょっと朝マックしに・・・」

看護師さん「・・・・。」

かつてこんな旦那さんがいたでしょうか・・・。

朝マックしてる場合じゃないでしょうが~!!!!

何で子供が産まれようとしているときに、朝マックしなきゃいけないのよ~!!!!

と言うことで、私が麻酔が効かず死に物狂いで戦って長男を産んだ瞬間は、私の旦那は朝マックでほっこりソーセージエックマフィンを頬張っていたのでした。

手術
「帝王切開は痛くない」はウソ! 麻酔が効かず痛すぎた出産体験談私は始めての子供を帝王切開で出産する予定でした。手術前の医師からの説明で「帝王切開は無痛分娩のようなものだから。痛くないですよ。」と聞いていた為、安心しきっていました。ところが、いざ手術になると・・・ぎゃ~!帝王切開の麻酔の種類でこんな痛い思いをすることになるかも・・・帝王切開を受ける方は事前にチェックしておきましょう。...

信じられない!!!!

旦那の言い訳は、「帝王切開は安全だから、何か起きることもないだろうし、そんなに早く産まれるとは思ってなかった・・・。」とのこと。

術後の痛みと戦う私には主人を怒る気力は残っておらず・・・ただただ脱力するばかりでした。

帝王切開は手術!

子供が産まれた後、夜二人でテレビドラマを見ていると、「帝王切開は手術です。何が起きるか分からない。」と言うセリフがありました。

ジロリと旦那をにらみつける私。

ドラマでは帝王切開の出産で大変なことが起きるのですが、そのシーンを見て旦那はやっと反省したようです。

「帝王切開は手術なんです。」私もそうでしたが、なぜか「帝王切開なら安心、子供は無事に産まれてくる。」と誤解している人が多いようです。

これから帝王切開を受ける方は、リスクなども含め、前もってちゃんと知っておくことが必要です。

出産中旦那さんがいる重要性

第1子誕生後、出産の危険性を何となく分かってきたつもりでいましたが、第2子誕生の際、その危険を嫌と言うほど思い知ることになりました。

第2子の手術の日程がどうしても旦那の仕事の都合と合わず、旦那は手術開始時間には間に合わない為、遅れて来る予定でした。

幸い少しの遅れで済んだので、これから起きるトラブルに旦那が対応できたことは、不幸中の幸いでした。

そのトラブルとは、産まれて来た子供の呼吸が6分間止まるということがあり、NICUの設備がある大病院に搬送されることになったのです。

寝ている赤ちゃん
我が子が新生児仮死 一過性多呼吸でNICUへ 帝王切開出産体験談我が家の二人目の子供は出産時呼吸が6分間停止していました。いろいろな後遺症が考えられましたが、現在1歳になった我が子は元気に成長してくれています。もし同じような状況で悩んでいる方いましたら、参考になればと思い、私の出産体験記を記事にしてみました。...

旦那は救急車に赤ちゃんと一緒に乗って大病院まで行き、入院手続きや、いろんな承諾書にサインをしたり等できたのです。

もし旦那がそこにいなければ、これを長男の面倒を見るために来てくれていた母がしなければならなかったのです。

恐らく、長男も一緒に救急車に乗ることになっていたでしょうから、長男にとても不安な思いをさせてしまったかもしれません。

母だって、孫とは言え、自分の子供ではないのに、いろんな書類にサインを求められ、戸惑ったことだと思います。

出産は帝王切開だけではなく、普通分娩でも母子共に命がけなのです。

何かあったとき旦那さんが不在では、もしもの時に対処できません

旦那さんでなければ判断できないような重要なことだって起こり得るのです。

前もって分かっている出産なら尚更、旦那さんには都合をつけて来てもらうようにしてください。

まとめ

全ての出産にはリスクがつきものです。

旦那さんはいろんなことを想定して、トラブルが起きたとき、速やかに行動できるようにしておかなければなりません。

出産中朝マックに行くのは問題外ですが・・・仕事でもなるべく都合をつけて来れるようにしてもらってください。

もちろん何もトラブルがないのが一番ですので、『母子共に健康』を心よりお祈りしています。

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