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絵本の読み聞かせ その効果は?

絵本を読み聞かせている
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子育てをしていると、一度は「絵本の読み聞かせしてくださいね。」と言われますよね。

読み聞かせ・・・いいらしいけど、どういいのかよく分からない。

時間がないから、別にしなくてもいいかな・・・。

等いろいろあると思いますが、絶対にしてあげてください。

たくさん読めば読むほどいいのですが、時間がない方は、一日一冊夜寝る前にでも、是非読んであげて欲しいのです。

一日一日の積み重ねが、数年後大きな差になって現れます。

読み聞かせの効果についてはいろいろ言われていますが、
息子に実践して、実感していることを今回レポートしたいと思います。

絵本を読み聞かせている

読み聞かせはいつから?

もうすぐ5歳になるうさお君には、胎教のときから本を読み聞かせてきました。

嘘か真かお腹の中にいる赤ちゃんには外の世界が見えているとか・・・

これが本当なら、赤ちゃんはもうエスパーですが・・・(笑)

しかし、ここはひとつ、見えているのを前提に、
その命が宿ったときから、絵本の読み聞かせ・・・初めてみてください。

遅すぎることはあっても、早すぎることはありませんから。

何冊読めばいいの?

私が胎教を始めたとき、指導していただいた方には一日10冊と言われました。

しかし、私は胎教のときは一日1、2冊でした。

子どもが産まれて、目がうっすらと見えてきたな・・・と思った頃から冊数を増やしていき、
一日10冊読むようになりました。

赤ちゃん用の短い本ですから、10冊といってもそれほど時間を取られませんから。

しかし、子供が少し大きくなると、長めの絵本も読むようになりましたので、
赤ちゃん絵本10冊のようにはいかず、それなりに時間がかかるようになりました。

この頃には5~7冊くらいに減っていました。

そして、子供がいよいよ幼稚園に入園するとどうでしょう。

その他習い事もありますし、まったく時間がありません。

読む本も長いですし、せいぜい一日3冊くらいです。

しかし、どんなに時間がなくても、夜寝る前に2冊と決めて読んであげています。

共働きだったり、いろいろな事情で絵本の読み聞かせが難しいときもあるかもしれません。

しかし、一日1冊でも構いませんので、
とにかく絵本読み聞かせの習慣を作ることです。

まったく読まなければ0冊。
毎日1冊なら1年で365冊。
2冊なら倍の730冊。
これが数年だと・・・
やるのとやらないのでは大きな差が生まれます。

読み聞かせの効果

読み聞かせ1読み聞かせ1

1.語彙数が増えて、言葉の表現力が身につく

うさお君はしゃべるようになるとすぐ、絵本に書かれているような豊かな表現を口にするようになりました。

「ね~ママ、空を見上げてごらん
「あのピンクの花びらはどこから舞い落ちてきたのかね。」
深い霧がたちこめているね。」

なかなか子供が使わないような表現ですよね。

「うさお君は語彙が多いね。」と周囲の人に驚かれます。

2.記憶力がよくなる

とにかく一回読んだ本の登場人物の名前や、本の題名、作者の名前等すぐ覚えます。

作者の名前を読んでやると、「あっ、知ってる!」と言って、
本棚から同じ作者の本を取ってきて、「ほら」と見せたりしますので、
親の方が驚いてしまいます。

3.字を覚える

うさお君の場合、トーマスが好きで、『トーマス図鑑』を買ってあげました。

最初は読んであげていましたが、その内一人で眺めるようになりました。

トーマスに出てくるキャラクターの名前は皆カタカナで書かれています。

それを眺めている内に、勝手にカタカナを覚えていました。

私は平仮名は教えていましたが、カタカナを教えた記憶はありません。

しかし、いつの間にか完全にマスターしていました。

もう『トーマス図鑑』様様でした(拝む)。

本を読み聞かせているとき、子供は絵だけを見ていると思っていたのですが、
私が読み間違えたりすると、「違うよ。」と指摘されます。

私の読むスピードに合わせて、字を追っているのですね。

これをするだけでも、子供の字を読むスピードはぐんと早くなります。

4.好奇心が育つ

子どもに絵本を読んでいると、度々止められることがあります。

「なんで、そうなったの?」「それでどうなっちゃうの?」等疑問を口にしますので、
まず、「どうしてかな?」と少し考えさせます。

そして、前のページに戻ってみたり、次のページに行って一緒に答えを探してみましょう。

疑問の答えをママと一緒に本の中から探して、分かったら、楽しい!という経験が、
子供の好奇心をより育てることになります。

5.集中力が身につく

児童センターや支援センター、図書館等では、よく読み聞かせのイベントが行われています。

うさお君を連れて、よく通いましたが、驚くほど本に集中できない子が多いのです。

小さい頃から本に慣れ親しんできたうさお君は、
0歳の時から、こうしたイベントでも集中して聞けていました。

しかし、普段本を読んでもらっていない子は、
本に集中できず、歩き回ったり、部屋から出て行ってしまいます。

そういった子のママは「なんだかウチの子は本があまり好きじゃないみたい。」と言って、
ますますその子から本を遠ざけてしまいます。

普段読まないから集中できない。
見ないから親も読まない。
こういった悪循環が起こる前に、まずは短いものからでも、
集中して見れるようにしていきましょう。

同じ本を何度も読んで

本は1回読んで終わりにせず、同じ本を何度も読むのがいいようです。

友人は子供に夜寝る前、毎日違う話を読んで聞かせていたそうです。

しかし、お受験塾で、先生に「好きなお話は何ですか?」と聞かれたとき、
子どもが「分からない」と答えたそうです。

お母さんとしては、毎日読んでいるのに、分からないわけないでしょ!と思ったそうです。

しかし、1回読んだっきり同じ本は読まなかったので、子供の中に本の内容が残っていないことに気づき、
同じ本を何度か繰り返し読む方法に変えたそうです。

本は買って何度も読むのがベストですが、お金も置く場所も限られています。

そんな時は、図書館を利用して、貸出期間めいいっぱい、借りた本を読み倒してください。

もし気に入った本があれば、もう一度借りてきて、さらに何度も読んであげてください。

子どもの中にその本の内容がしっかり残り、お気に入りの中の一冊となることでしょう。

まとめ

結論から言うと、今のうさお君があるのは絵本の読み聞かせのおかげ!と言っても過言ではありません。

子どもの教育のことは考えなければいけないけれど、
具体的にいったい何をすればいいのか分からない・・・と相談をされたときは、
「とにかく絵本の読み聞かせ」と答えるようにしています。

それくらい重要なので、是非今日からでも実践してみてください。

数年後必ずいい結果が出るはずですから。

もしどんな本がいいのか分からないという方がいましたら、
次回読んでおきたい定番の本をレポートしたいと思いますので、
そちらも是非チェックしてみてください。