子供の習い事ってすごく悩みますよね。
かわいい我が子に何の習い事をさせたらいいか・・・
いろいろ習わせてあげたいけど、時間もお金も限られた中で、何を選択したらいいか・・・
これは、皆すごく悩んでいることです。
我が家の長男うさお君にも、悩みに悩んだ末「これだ!」と言うものをいくつか習わせています。
ある日下の子の同級生のママから「何の習い事が一番やっててよかったと思った?」と相談を受けました。
私は迷わず「そろばん!」と答えました。
だって、受験にもすごく有利だし、一生役に立つし、なんで学校でもっとちゃんとやらせないのか!と思うほどです。
日本人にはせっかくこんな素晴らしいものがあるのだから、義務教育で日本国民全員にそろばんを完全マスターさせるくらいのことをやれば、計算において日本に勝てる国はなくなるのではないかと思うほど素晴らしいものなんです。
私も主人もそろばんの経験がないので、うさお君が5歳にして割り算を暗算で解く姿を見る度にとにかく関心させられてしまいます。
これは何もウチの子が天才なのではなく、そろばんを習えば誰にでもできることなのです。
なんでも、東大・京大生の80%がそろばん経験者なんだそうです。
そう言えば、子ども時代、そろばんを習っていた子は、算数はもちろん他の教科も成績が良かった覚えがあります。
また、『偏差値29からの東大合格』などの著者で、東大卒1児のママである杉山奈津子さんが、こどもの習い事でおすすめしているのが『そろばん』でした。
幼少期におススメしたい習い事は、断然「そろばん」です。夫が小さい頃に習っていたのですが、受験のときの有利すぎる話を聞いて「なにそれズルい!」と悔しく思いました。彼は、数学や科学系の教科にある数桁の足し算なんかはもちろん、2桁×2桁の掛け算も、紙に書かずに頭の中で計算できました。しかも、とにかく計算スピードが速い。
そろばんを習うと、計算が早くなること以外にもいろいろな効果があるんです!
そんなそろばんによる効果や、我が家がそろばんを習い事に選んだ理由など、書いてみたいと思います。
もくじ
やれば身につく!そろばんの驚きの効果
1、集中力がつく
そろばんで計算をする時、時間を計ったり、制限時間を設けたりと、
常に『時間』を意識し、時間内に問題を解くことが求められます。
「用意、はじめ!」の一声で、食い入るように問題に集中し、一気に解き上げる子どもたちの姿には、関心させられます。
『読み上げ算』などは、読み手が読み上げた数字を、正しく聞き取り、即座に処理しなければなりません。
これは相当集中力が必要です。
このような訓練により、集中力がつき、そろばん以外の場面でも、集中していろいろなことに取り組めるようになります。
2、右脳が育つ
『指先は外に出た脳』と言われるほど、指先を使うことは脳にいいとされています。
そろばんは指を使って計算を行うため、脳全体が育ちます。
また、そろばん教室では珠算式暗算の訓練も行われます。
頭の中にそろばんをイメージして、玉を動かしていきます。
最初は球を入れたそろばんのイメージがすぐに消えてしまいますが、訓練を重ねるうちに、そろばんのイメージをとどめておくことができるようになります。
このイメージする力は右脳を鍛えるのにとても役立ちます。
以前にテレビで見たことがあるのですが、『質問された内容に答えながらフラッシュ暗算を解く』ということをやっていました。
これは、右脳でフラッシュ暗算を解きながら、左脳で質問に答えているのだということです。
まさに、神業ですね。
しかし、訓練を積み重ねれば、あなたのお子さんもこんな神業をやってのける日が来ることも夢ではありません。
3、机に向かう習慣がつく
そろばん教室の宿題を毎日こなしていくことで、机に向かう習慣がつきます。
この習慣が身につくと、他の教科の学習の機会にもつながり、学校の成績全体の向上が見込めます。
これは、幼稚園からそろばんを習っていて小学校に上がった子の親御さんが、やってて一番良かったことだとおっしゃっていました。
我が家でも習い事にそろばんを選んだ
習い事にそろばんを選んだきっかけ
子どもが産まれる前から早期教育に興味があった私は、いろいろな教育本を読みあさっていました。
その中に和田秀樹さん著「勉強できる子のママがしていること」という本がありました。
和田秀樹さんは灘中高、東京大学医学部を卒業し、著書を多数出されていて、現在は英才教育を目的とした保育園型幼児教室『I&C キッズ スクール』を経営しておられます。
この本で和田さん自身、そろばんで身につけた計算力が、成績アップや受験にとても役立ったこと等が書かれてありました。
私はこの本を読んで、子どもには絶対そろばんを習わせよう!と心に決めていました。
そろばんを習い始めるのはいつ?
子どもが「気付いたら習ってた」という状態にしたかったので、「あれは嫌だ、これは嫌だ」と選り好みが始まる前から習わせよう思っていました。
しかし、数字を読んだり、書けたりしなくては流石に無理だろうと思い、まずは家で数字を書くを練習をしました。
3歳4か月で準備ができたので、さあ、そろばんを習わせようと思ったところ、なんとどこの教室も「5歳~」となっています。
困り果てていたところ、「数字が読めるようになったら始められる」そろばん教室を見つけることができました。
そこの先生曰く、そろばんは小さい時から始めるのが一番いいのだけれど、そろばんの教師が幼児の扱いになれていないため、あまり小さい子は、受け入れができないのだということでした。
ほとんどの教室が5歳~となっているのは、どうやら「面倒見れないから」と言うことのようです。
逆に面倒を見られるなら、なるべく早い方がいいのです。
小学1年生になる子が教室に入って来たのですが、先生に「そろばんの球を入れて計算してね。」と言われたのに、そろばんを脇に置いて、指を折って計算しては答えを書いていました。
まだ算数を習う前の小さい子の方が、そろばんをはじくことがすんなりと受け入れられるように感じました。
年中になった我が子のそろばんの進み具合
うさお君をそろばん教室に入れたのは幼稚園に入る前でした。
その時同じ教室にいた幼稚園のお兄さんお姉さんたちは皆、掛け算や割り算をしていて、すごいなと思いました。
今うさお君は年中になりましたが、年少で掛け算に入り、今は割り算をするまでになりました。
掛け算を覚えるのも、小さい頃からの九九掛け算のCDのおかげで、あっさりと覚えることができて、このCDにもまた感謝です。
まとめ
そろばんはその数々の経験者たちが「やっててよかった」と思える素晴らしいものです。
計算力以外にも
・集中力がつく
・右脳が育つ
・机に向かう習慣がつく
等の効果が期待でき、他の教科の成績アップも期待できます。
実際我が子が習っていて既に「この習い事だけは絶対に外せない!」と思うほど、そろばん効果に関心させられるばかりです。
そろばんは、一定のやり方さえ覚えてしまえば、ケタが増えようがやることは一緒なので、どんな大きい数字でも瞬時に計算できるのです。
学校で習った、『筆算』がバカバカしくなるくらい・・・
昔は寺子屋で子どもたちが皆そろばんをはじいていた時代があったはずなのに、いつからそろばんは脇に追いやられてしまったのでしょう。
日本にはこんなにいいものがあるのに、なぜもっと真剣に小学校で教えてくれないのだろう・・・とそろばんの良さを実感するたびに思うのです。
皆さんも是非!なるべく早い段階で、お子さんにそろばんを習わせることをお勧めしたいと思います。
そろばんについて詳しく知りたい方は、日本珠算連盟のホームぺージをご覧ください。