東京五輪・パラリンピックの文化プログラム『MAZEKOZEアイランドツアー』に出演する予定だった絵本作家の『のぶみ』さんが出演を辞退したことが、7月20日に更新された公式ホームページより明らかになりました。
のぶみさんの辞任の前日は、「小山田圭吾さんが過去の問題で東京五輪開会式の作曲担当を辞任した」ばかりです。
やはりこのことが影響したのでしょうか・・・
そして小山田圭吾さんの場合は、オリンピック辞任直後、NHKで小山田さんが音楽担当していた『デザイン あ』と『JAPANGLE』の放送が休止されています。
のぶみさんも小山田さん同様、NHKのEテレで放送されている子供向け番組で仕事をしています。
SNS上では、のぶみさんが関わっているコーナーや歌はカットして放送して欲しいとの声が多く上がっています。
のぶみさんはNHKでどんな仕事を担当していたのでしょうか?
そして、視聴者はどう思っていて、NHKはどう動くのか?
また、のぶみさんは官公庁のお仕事も多数手掛けています。
それらも今後使い続けられるのか等、気になるところを記事にしてみました。
もくじ
のぶみさんは何をしたの?
のぶみさんは過去の自伝内容がツイッター上で拡散されて、炎上騒ぎになっています。
自伝には教師への嫌がらせの内容が記載されていて、ネットではそれに対して批判の声が以前から多くありました。
東スポが一番詳しい。>
小山田に続いてOUT! 絵本作家のぶみ氏は炎上常習男 逮捕歴33回「怪しい経歴」 https://t.co/YM7SoMgw07
— 森戸やすみ⠒̫⃝♡* 小児科医ママとパパのやさしい予防接種BOOK (@jasminjoy) July 20, 2021
小山田氏の虐め問題が話題に上っていますが、(自称)世界的絵本作家が出版した自伝から、数多の非行の一例をご覧ください。#のぶみ pic.twitter.com/JIY5DxM0fW
— ねこ侍 (@nekkosamuraicat) July 18, 2021
以前からあったこの騒ぎを知ってか知らずか、パラリンピック関係の仕事を依頼しちゃったんですね・・・。
ちゃんと調べてください・・・。
のぶみさんが手掛けるNHKの番組
小山田圭吾さんといい、のぶみさんといい、なぜか炎上騒ぎになる人をNHKは起用しているんですね・・・。
なんの番組のどんなことを担当していたのか見ていきたいと思います。
のぶみさん『おかあさんといっしょ』で作詞
絵本作家のぶみの オフィシャルホームページより
『おかあさんといっしょ』で放送されている歌のいくつかをのぶみさんが作詞されています。
『ブラブラせいじん』
『おしりフリフリ』
『こちょこちょむしのこちょたろう』
『おっとっとのオットセイ』
小さいお子さんのいないご家庭はピンとこないと思いますが、もうこれ全部知ってますよ!
特に『こちょこちょむしのこちょたろう』は子供と歌いながらこちょこちょしたりして、よく遊びましたよ。
『よわむしモンスターズ』は昔コーナーでやっていましたね。
今はやっていませんが、上のお兄ちゃんのとき「よわむしモンスタ~~~ズ~~~♪」なんて子供も好きでしたよ。
『みいつけた!』の「おててえほん」の作画
のぶみさんは『みいつけた!』で「おててえほん」のコーナーの作画を担当しています。
子供がアドリブで作った思いもよらぬ展開の話が面白いし、可愛くて、とても人気のあるコーナーです。
NHKに対するネットの声
小山田さんの場合は番組自体の放送が休止してしまいましたが、のぶみさんは担当範囲が、番組のボリュームに対して少ないので、番組を休止ということにはならないでしょうね。
しかし、のぶみさんが担当していた歌やコーナーが放送されるのは、しばらく控えられるでしょう。
本屋や幼稚園でものぶみさんの絵本排除が始まる?
今日駅前の割と大きい本屋さんに行きました。
何となく、のぶみさんの絵本が置いてあるのか見てみたら・・・
あれ?1冊も見当たりません。
いつもだったらよく見えるように、何冊かまとめて積んであったりするのですが・・・
そう、今日本屋さんからのぶみさんの絵本が消えていました。
他の本屋がどうなっていたかは分かりませんが、なんて危機意識の高い本屋さんなんでしょう!対応が早過ぎます(驚き!)。
そして、ツイッターの投稿にこんな声も投稿されていました↓
なるほど、確かに私の子供が通う幼稚園の本棚にも、のぶみさんの絵本が何冊か差してあるのを見たことがあります。
今回のことで親御さんがのぶみさんのことについて知ることとなった今、幼稚園側としても、もうその絵本を置いておくことはできないでしょう。
あとは、図書館ですが・・・どうなるでしょうか・・・図書館側にも親御さんから排除の声が寄せられれば、倉庫の中に眠ることになってしまうかもしれません。
(追記 9月3日)
あれから何度か図書館に行く機会があり、その度にのぶみさんの本を探してみましたが、あの騒動以来棚にのぶみさんの本が置かれていたことは1度もありませんでした。
のぶみさんの手掛ける官公庁のお仕事
のぶみさんは官公庁からの仕事も複数手掛けています。
公の物ですので、それらを目にした人が不快に思うようでしたら、今後使用できなくなる可能性がありますね。
内閣府の「子ども・子育て支援新制度」のシンボルマークを手掛ける
のぶみさんは内閣府の「子ども・子育て支援新制度」のシンボルマークのビジュアルを手掛けています。
ビジュアルは、新制度の中心である子どもたちが、個性豊かに元気に演奏する姿により、新制度への共感や、親しみを感じていただけるものとしました。メインコピーのロゴとイラストを描いてくださったのは、絵本作家として活躍されているのぶみさん。新制度の意義にご賛同いただき、無償でご協力いただきました。
引用:内閣府HPより
『絵本作家として活躍しているのぶみさん』と内閣府も胸を張っていますが、今となっては痛い感じしかしませんね・・・。
「子ども・子育て支援新制度」のシンボルマークということなので、親御さんからの批判が殺到しそうですね・・・どうするのでしょうか・・・。
練馬区の広報キャンペーン「よりどりみどり練馬」
のぶみさんは東京都練馬区の広報キャンペーン「よりどりみどり練馬」の絵本やオリジナルムービーを作成しています。
練馬区・・・やっちゃいましたね・・・
3年目(平成29年)は、練馬区独立70周年を記念し、練馬区在住の人気絵本作家 のぶみさんと「I Love 練馬あるある(あいらぶねりまあるある)」 絵本&ムービーを製作しました!
引用:練馬区HP
って、言うか、のぶみさん練馬区に住んでいるんですね・・・。
この絵本や動画もこれからどうするか、練馬区は考えなくてはならくなりました。
愛知県瀬戸市観光情報PRキャラクター「せとちゃん」
のぶみさんは愛知県瀬戸市の観光情報サイトのPRキャラクター「せとちゃん」も手掛けています。
せとちゃんは、「ママがおばけになっちゃった!」などでおなじみの人気絵本作家・のぶみ先生が生みの親。
“やきもののまち”の看板娘らしく、瀬戸焼のお茶碗に入っている女の子。ご当地キャラの中でも“女子力”はピカイチです☆引用:瀬戸市観光情報公式サイト
こちらも、これから継続して使うかどうか検討しなければなりませんね・・・。
まとめ
絵本作家ののぶみさんがパラリンピックのイベントの出演を辞退したことにより、NHKでのぶみさんが手掛けている『おかあさんといっしょ』や『みいつけた!』の一部放送内容の検討を迫られています。
また、本屋や幼稚園で、のぶみさんの本の排除が始まっている所もあります。
のぶみさんは官公庁でもデザインのお仕事を複数していますので、これが今後使われるのか、それぞれ検討が迫られることと思います。
のぶみさんは職業が絵本作家ですから、彼の作品は子供の目に触れるものがほとんどです。
その為、親は敏感に反応しそうですね。