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北京オリンピック フィギュアの日本出場選手枠は誰がどうやって獲得したの?

いよいよ2022北京冬季オリンピックが近づいてきましたが、何と言っても注目はフィギュアスケートですよね。

今年もその限られた日本代表の枠を巡って、各選手切磋琢磨しているところでしょうが、そもそもこの各国で違う出場選手の数って誰がいつどのように決めたのでしょうか?

国の出場選手枠の決め方と、日本の出場枠は誰がどうやって獲得してきたのか、見ていきたいと思います。

北京オリンピック 各国の出場選手枠はどのように決められるのか?

北京オリンピック・フィギュアスケートの出場選手枠は、メインは2021年3月に行われた世界選手権で決定し、残りの枠を2021年9月に行われるネーベルホルン杯で決めます。

1.前年度の世界選手権の成績

ほとんどの枠が前年度の世界選手権(3月)の成績によって決められます。

最大枠数は3枠です。

3枠獲得条件

・出場選手上位2名(組)の順位合計が13以内

・出場選手1名(組)の順位が2位以上

2枠獲得条件

・出場選手上位2名(組)の順位合計が14~28の間

・出場選手1名(組)の順位が3位~10位の間

但し、北京五輪出場枠は、「獲得できる枠は、フリープログラムに進んだ人数よりも多くは獲得できない」と言う条件が付いています。

1人(組)で出場して10位以内でも2枠ではなく、1枠ですよと言うことですね。

実は今回日本のペアが10位に入ったのですが、1枠しか獲得できなかったのは、1組しか出場していなかった為です。

このように、条件を満たしているのに少ない枠しかもらえなかった国は、「ネーベルホルン杯に出てプラス1枠獲得チャンスをあげますよ」と言う決まりがあり、1枠プラスチャンスの権利を与えられた国はネーベルホルン杯にかけるわけです。

2.ネーベルホルン杯(ドイツ)の成績

3月の世界選手権の結果を受けて、プラス1枠チャンスを貰えた国はネーベルホルン杯に出場し、プラス1枠を狙いに行くのですが、派遣できる選手に制限があります。

それは「世界選手権で枠獲得に貢献した選手は出られない」と言うものです。

日本のペアの例で言うと、世界選手権で10位に入り、枠獲得に貢献した三浦璃来&木原龍一組ではない別の選手を派遣してください、と言うことです。

ようするに、世界で戦えるような選手が他にもいますか?ってことだと思います。

因みに日本のペアは、このネーベルホルン杯で枠獲得権利が与えられていましたが、三浦&木原組以外に派遣できる選手がいないとして、この権利を放棄しました。

よって、日本のペアの枠は世界選手権で決定した1枠で確定したのでした。

北京オリンピック フィギュア 日本の出場選手枠は誰がどうやって獲得したの?

北京オリンピックフィギュアスケートの日本の出場選手枠の数はこのようになりました。

日本代表枠数

・男女シングル 各3 枠
・ペア  1 枠
・アイスダンス  1 枠

前述したように、この出場枠は2021年の世界選手権で、選手たちが汗水流して獲得してきたものです。

どのようにして獲得できたのか、2021年の世界選手権の結果などから見ていきたいと思います。

シングル男女 各3枠

世界選手権で日本は男女各3選手出場しました。

この場合上位2名の順位合計が13以内なら3枠獲得できます。

前回の2018平昌オリンピックでは女子が2枠しか獲得できず、3番手の選手が涙することになりました。

そうならない為にも、今回は何としても3枠!と願うばかりでしたが・・・

さて、結果はこうでした↓

男子シングル 女子シングル
2 鍵山 優真 6 坂本 花織
3 羽生 結弦 7 紀平 梨花
4位 宇野 昌磨 19位 宮原 知子
上位2名の順位合計は 5 上位2名の順位合計は 13

男子・・・「5」ってすごいですよね・・・強い!

日本人の最下位が宇野選手の4位って・・・過去最強の布陣ですね!

逆に女子はギリギリの「13」で何とか3枠を確保しました。

冷や冷やしましたが、ギリギリでも3枠は3枠です!

本当に良かった!

と言うことで、2022北京冬季五輪のフィギュアシングルは、男女とも最大の3枠獲得できました~!

3枠取ってきたんだから上位2人はオリンピック無条件で出してあげて・・・なんて思うのですが、それはそれ、と言うことで、今年もまた日本での激しい代表争いが待っているのです。

誰が代表になるのか、こうご期待!

ペア 1枠

日本からは三浦璃来&木原龍一組の1組が出場しました。

日本のフィギュアスケートは強い!と言うイメージがありますが、ペアやアイスダンスは世界に比べるとまだまだ実力不足です。

しかし、この年三浦、木原組が10位に入り、日本で初めて、自力で五輪のペア出場枠1枠を獲得したのです。

10位なのに2枠貰えなかったのは、1組しか出場していない為です。

前述したように、フリーに出場した選手より多い数の枠は貰えないのです。

日本の選手層がもっともっと厚くなって、今後2組、3組と出られるようになるといいですね。

アイスダンス1枠

日本からは小松原美里&小松原尊組の1組が出場しました。

小松原美里&小松原尊と言う名前でお分かりの通り、お二人は夫婦です。

小松原美里さんが日本人離れしたプロポーションなので、お二人が本当にお似合いのカップルなんですよね。

本当に惚れ惚れしちゃう。

小松原組は19位に入り、出場枠1枠を確保しました。

本当に皆様お疲れ様でした。

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まとめ

2022北京冬季オリンピックフィギュアスケートの各国の出場選手枠は2021年3月に行われた世界選手権と、9月に行われるネーベルホルン杯の結果によって枠数が決まります。

日本選手は世界選手権で健闘し、それぞれ代表枠を獲得してきました。

・シングル男子は、鍵山優真選手の2位と羽生結弦選手の3位で順位合計「5」となり、3枠獲得。

・シングル女子は、坂本花織選手の6位と紀平梨花選手の7位で順位合計「13」となり、3枠獲得。

・ペアは、三浦璃来&木原龍一組が10位になり、まず1枠獲得し、ネーベルホルン杯に出場して、もう1枠獲得できる権利を得ましたが、他に派遣できる選手がいないと言うことで、この権利を放棄したため、1枠のみと言うことになりました。

・アイスダンスは、小松原美里&小松原尊組が19位になり、1枠獲得となりました。

この代表枠を巡って、今年も日本で厳しい代表争いが行われます。

誰が代表になるのか本当にドキドキワクワクですが、選手の皆さん全員が悔いの残らないように滑れたらいいですね。

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