我が家の長男うさお君がちょっと前に「歯がぐらぐらしている」と言ってきました。
触ってみると・・・なるほどちょっとぐらぐらしています。
「どこかにぶつけた?」と聞くと、ぶつけていないとのこと。
うさお君は5歳5か月の年中なので、まだちょっと早いと思い「もっとぐらぐらしてきたら教えてね。」と言って様子をみることにしました。
その1週間後くらいにまた「もっとぐらぐらしてきた」と言うので、触ってみたら・・・ほんと、前よりぐらぐらです。
これは自然な生え変わりで抜いてしまっていいのか・・・それとも以前どこかにぶつけた拍子に歯が脱臼してしまっているのか・・・
判断がつかなかったので、歯医者さんで診てもらうことにしました。
歯医者さんに診てもらいました
ポイントは歯茎の裏側
うさお君のぐらぐらしている歯は、下の右側の前歯でした。
歯医者さんに診てもらうと・・・「大人の歯が上がって来ているので、抜いちゃいますね。」とのことです。
「見てください」と促されたので、口の中を見ると、ぐらぐらしている歯の裏側の歯茎が盛り上がっています。
これが大人の歯が上がって来ているという証拠なのだそうです。
うさお君の場合、今回抜ける歯の隣の歯茎も少し盛り上がって来ていたので、そこももう少しするとぐらぐらし出すのだそうです(歯医者に行った2日後ぐらぐらしだしました)。
抜歯
歯を抜くのって大人でも怖いですよね。
私は子供の頃歯を抜くのが怖くて、ずっとぐらぐらしたまま放っておいた為に、歯並びがガタガタになってしまいました。
だから子供には「歯を抜くのは痛くないのよ」と教えていました。
今回歯を抜くということになったので、私の方がちょっとドキドキしてしまいました。
うさお君は「痛くない」と聞いていたので、平気な顔・・・(だましてごめん)。
歯医者さんがペンチみたいもので歯をつかみ、パキッ。
一瞬でした。
うさお君は眉毛一つ動かさず。
あれ?こんなに簡単に?しかも痛くなかったのかな?
「血が出てくるので10分間綿を加えててください」と言われて終了でした。
受付で、「痛くなったら飲ませてください」と2錠ほど痛み止めの薬を渡されたのですが、結局その後痛くなることもなく、使いませんでした。
今思えば、錠剤を出されても、うさお君は飲めなかったので、痛くならなくて良かったです。
歯を抜かれた時、まったく動じていなかったうさお君なので、「痛くなかった?」と聞くと、「痛かった。でも泣かなかった。」と胸を張っていました。
お兄ちゃんになったね・・・うさお君・・・(感動)。
私が歯を抜くのは何となく怖いので、今度もまた歯医者さんで抜いてもらおうと思います(大人になっても臆病な私でした)。
抜いた歯は貰える
抜いた歯はどうなるかと言うと・・・ちゃんと貰えます。
こんな可愛らしいケースに入れて貰えました。
失くさないように、手首に着けられるように輪ゴムが付いています。
うさお君は嬉しそうにそれを手首に着けて帰りました。
そして家に帰ってからも何度も何度も自分の歯を取り出してみては嬉しそうにし、「明日歯が抜けたこと幼稚園で話すんだ!」と張り切っていました。
乳歯が抜ける時期
一般的に歯が生え変わり始めるのは6歳頃と言われています。
しかしこれには個人差があります。
年中のうさお君は5歳5か月で歯が抜けましたが、6歳の年長でもまだ1本も抜けていない子はたくさんいます。
小児歯科医のママ友に、5歳5か月で歯が抜けたことを聞いてみると、「早い方だけど、普通にある範囲内」だということでした。
思えば乳歯が生えてくる時期もかなり個人差がありました。
うさお君は0歳5か月から生え始め、あっという間に全部生えそろってしまいましたが、同じ頃に産まれたお友達は1歳になっても4本しか生えていませんでした。
遅いと心配になるかもしれませんが、考えてみると遅い方が虫歯になるリスクを先延ばしにできていいんですよね。
遅い方がラッキーなのです。
最後に
子供の歯が抜けるのが初めてだった我が家では、子供が大人の階段を登っていくようで、何だかとても感動してしまいました。
子供も絵本などで歯が生え変わることは知っていたので、歯が抜けるのをとても楽しみにしていました。
その日の夜は、うさお君の好きなカレーとケーキ(コンビニですが・・・)でお祝いしました。
子供が歯が抜けることを好意的に捉えていて、事がスムーズにいったので本当に良かったです。
子供の絵本に、『歯が抜けて生え変わるといったような絵本』がたくさん出ていますので、読み聞かせをしてあげて、心の準備をしてみるといいかもしれません。