子供に習わせたくて、ずーっと気になっていたベビースイミング。
先日遊びに行ったプールであまりにも楽しそうにしている11か月のうさみちゃんを見て、
私もようやくベビースイミングに行く決心がつきました。
1歳の誕生日を迎えたばかりのうさみちゃんを連れて、ベビースイミングの体験に行ってきましたので、レポートしたいと思います。
ベビースイミング行ってみたいけど、どんなことするの?という方は、
参考にしてみてください。
もくじ
ベビースイミング対象年齢
私が体験した施設では、首が座ってから2歳頃までが対象です。
1歳になる前に始める方が多いですが、できれば生後8カ月になる前までに始められるといいかと思います。
なぜなら羊水の中にいた記憶が残っているのが生後8カ月と言われているからです。
聞いたところによると、生後8か月になる前から始めている子は水への抵抗がほとんどないと言います。
体験で5か月の子が来ていましたが、まったく怖がることなく、ザブザブ潜っていました。
対して生後8か月から始めて、ちょうど1年経つという子がいましたが、未だに怖がって泣くのだそうです。
ベビースイミングの内容
1、赤ちゃんのマッサージ
大人だったら、水に入る前にまず準備運動をしますが、
赤ちゃんはできないので、ママが赤ちゃんの体をマッサージしてほぐしてあげます。
足先から太ももの方に向かって血が巡るようにきゅきゅと握るようにしてマッサージ。
足の指一本一本を開く。
腕も手先から脇に向かってマッサージ。
2、赤ちゃんを抱っこしてプールをお散歩
赤ちゃんが安心するように対面で抱っこして、赤ちゃんの進行方向に向かってプールを往復。
その間赤ちゃんの顔を見て、話しかけながら行う。
うさみちゃんは水中で一生懸命バタ足をして泳ごうとしているのが分かりました。
そして自ら水面を叩いて、顔に水がかかるのをきゃっきゃと喜んでいます。
うさみちゃんは本当に水が好きかも・・・
3、ゆらゆらスイー
赤ちゃんの脇を持って、左右にスイースイーと揺らしてあげます。
次にラッコさんのように顔を上にして背泳ぎの体制になって左右にスイースイー。
これは赤ちゃんの耳に水が入るので、嫌がる子は凄く嫌がるそうですが、
うさみちゃんは大そうご機嫌でした。
今度は1.2で左右に揺らし、3でぐるっと一周。
うさみちゃん大うけです(笑)。
4、高い高い
皆で輪になり、対面で抱っこして、1.2は少しだけ、
3でたか~く持ち上げる~。
皆これが一番大好き。
水が苦手な子も皆笑顔。
しゃべれる子は「もう一回!」。
もちろんうさみちゃんも大はしゃぎ。
5、ラッコさんでお散歩
最初は対面抱っこでお散歩でしたが、今度は子供の頭を自分の肩に乗せて、
背泳ぎの形でプールを往復。
6、飛び込み
プールサイドに座らせた状態から、
両脇を持って、プールにザブーン。
できる子は立ち上がって、自ら飛び込んでいました。
だんだん自分から飛び込んでくれるようになるそうです。
7、アームリングをつけてお散歩
最後に腕につける浮き輪を付けて、プールを往復します。
最初は浮き輪がついていても、両脇を支えて行います。
段々補助を減らしていき、最終的には腕の浮き輪だけで浮いて、
バタ足で一人で泳げるようになるそうです。
これでおよそ40分ほどのレッスンは終わりです。
ベビースイミングの体験を終えてみて
体験を終えたうさみちゃんはプールから上がって施設のお風呂に入り、
上がっておっぱいを飲んで、そのまま寝てしまいました。
そしてうさお君の幼稚園のお迎え時間になるまで3時間半爆睡でした。
とにかく水の中で足をバタバタさせていましたので、
人生初というくらいの運動量なのではないでしょうか。
ベビースイミングの内容は、赤ちゃんがもっとスパルタ的に泳がされたり、
潜らされたりするのかと思っていましたが、
全然そんなことはありませんでした(笑)。
赤ちゃんの様子をみて、できそうだと思う範囲で徐々にやっていく感じでした。
そしてこれは一番良かったと思う点ですが、
40分ほどの時間ずっと我が子と体を密着させ、
語りかけ続けるということです。
よくベビースイミングは親子の信頼関係を築くのにいいとか、
スキンシップにいいと言われていますが、本当にそうだなと感じました。
うさみちゃんは毎日長男うさお君の幼稚園や習い事の送り迎えに引き回されてばかり・・・。
何となくうさお君中心の生活になってしまっています。
週に1回でもうさみちゃんとこのような時間を作ってあげることができたらいいな・・・
そんな思いもあり、毎週通うことにしました。
ベビースイミングは水に慣れる、水泳がうまくなる、ということ以外にも
親子の時間を充実させてくれるすばらしい習い事だと感じました。
家庭でできる水嫌いにならない方法
うさみちゃんは水泳を1歳から始めることになりましたが、
全然水を怖がりません。
なぜか・・と考えますと、思い当たることがあります。
お風呂はいつも長男うさお君と私とうさみちゃんの3人で入っていましたが、
とにかくうさお君と入ると、もうトドと一緒に入っているみたいです(笑)。
水しぶきはとんでくるし、水は波打つしで、顔に水がかかっらなかった日はないでしょう。
また、洗い場が狭いため、ベビーチェアーに座らせてどんなに端に寄せても、
私がシャワーを終えてうさみちゃんの顔を見ると、顔中水滴だらけになっています。
おそらく相当かかっているかと思われますが、一切嫌がりませんし、むしろにこにこ笑っています。
そんな状況ですので、自然と水に慣れてしまったのだと思います。
長男うさお君の時は、シャワーのとき、顔に水がかからないように細心の注意を払っていましたし、
水をかけてくるトドもいませんし(笑)、当時は洗い場が広い家に住んでいましたので、
水泳を始めるまで、顔に水がかかった経験がほとんどない状態でした。
そんなことで、2歳8か月から始めたスイミングでは、
顔をつけられるようになるまで1年もかかってしまいました。
このようなことから、とにかく幼いときから、お遊びでちゃぷちゃぷと赤ちゃんのお顔に水をかけてやると、水を怖がらない子になります。
中には、「お風呂で一緒に潜っていた」という家庭もあるようです。
因みに顔に水がかかったりした時、「ごめんね」などと言うと、
それは嫌なことをされた、いけないことなんだ、と思ってしまうので、絶対誤ってはいけないのだそうです。
そして、潜るときは中途半端に鼻だけを水に入れるようなことをするとかえって苦しいので、
思い切ってドボンと頭まで入るのがいいそうです。
始めはちょっと怖いですけどね・・・。
まとめ
生後8か月になる前に始めた子は水への恐怖心がほとんどありません。
それ以降に始めた子は、家庭のお風呂でどう接していたかで、
水が好きな子と嫌いな子に別れるようです。
水が嫌いな子は、赤ちゃんといえども、水に慣れるまで結構時間がかかるようです。
お風呂でシャワーをするときなど、適度に顔に水をかけてやることで、
水慣れし、いざ水泳を習うときにスムーズに取り組めるでしょう。
我が家はたまたま長男うさお君によって、うさみちゃんが水が大好きっ子に育っていましたが、うさお君の時のように顔に水を一切かけないように育てていたら、
うさみちゃんも1歳からのスイミングでは既に水の恐怖心があったかもしれません。
私はうさお君がバシャバシャする度に「やめなさい!」と怒っていましたが、
それがあったから、うさみちゃんは水好きになった訳で、
「やめないでいてくれてありがとう」なんて思うのでした。
何事も過保護になりすぎるのはいけないですね。
もまれて子供は強くなるものです(汗)。
ベビースイミングは子供の水泳上達ということ以外にも、
すてきな親子の時間が待っています。
是非皆さんも通ってみてはいかがでしょうか。
ママとももできますしね。