子連れでお出かけをすると、子供に気を取られてつい忘れものをしてしまう、と言うことは皆さん経験があると思います。
私もつい先日、子供2人を連れて、帰省先の仙台でタクシーの中にうっかり忘れものをしてしまいました。
子供のリュックサックだったのですが、失くしてみて初めて分かる物への愛着といいましょうか・・・新しいのを買えばいいんじゃない?という単純なことではないんですよね。
そのリュックにも、中に入っている物にもそれぞれ思い入れがあります。
子供が初めて自分で選んだお気に入りのリックサック、その中には・・・
・義母が買ってくれたかわいい帽子。
・子供が大好きな新幹線がついている水筒。
・実家で遊ぼうと思って入れていた、おばあちゃんから貰った百人一首。
どれもこれも他に代えがたい物ばかりです。
これは何としても見つけなければ・・・と思いましたが、タクシーの領収書がありません。
そして、タクシーの名前もまったく分かりません。
仙台市内を走っているタクシー会社にしらみつぶしに電話をしようとしましたが、16件もあり、途方に暮れました。
そこで、別の手段をとり、無事見つかったのですが、その時のことを記事にしてみました。
もくじ
タクシー会社が分からない場合
1、各都道府県のタクシー協会に電話をかけます
タクシー会社が数件でしたらしらみつぶしでいいでしょうが、多いと無理です・・・
そこで、タクシー会社を束ねているタクシー協会にかけてしまいます。
(仙台だとこちら)
宮城県タクシー協会 仙台地区総支部
仙台市内忘れ物問い合わせ:022-256-7171
今のところ届いていないので、届いたら電話しますとのことでした。
(電話の際伝える内容)
・乗車、降車した場所
・日時
・無くした物の特徴
・連絡先
2、個人タクシー組合に電話をする
上記のタクシー協会に電話をかけたところ、個人タクシーだとタクシー協会には所属していない為、「個人タクシー組合」の方にも連絡を入れるといいことを教えてもらいます。
各都道府県のタクシー協会の方で、個人タクシー組合の電話番号が分かるので、必ず聞くようにしてください。複数ある場合もあるので、すべての連絡先を聞いてください。
(仙台は2か所ありました)
仙台個人タクシー事業協同組合
022-251-2151
日個連仙台個人タクシー協会
022-301-7008
3、乗ったところが駅などの場合は、現場へ行ってアピール
個人タクシー組合に電話をかけた際、駅から乗ったことを伝えると「現場へ行って、待っているタクシーの運転手さんに声をかけておくと、横のつながりで見つかる場合もある」ということを教えてもらいました。
そこで、乗車した駅へ行って、待っているタクシーの運転手さんの内一人に事情を説明しました。
すると、その運転手さんが気の毒に思ってくれたのか、他の運転手さんたちにどんどん声をかけてくれたので、別の運転手さんも「見つかったら連絡するので、連絡先を書いてください。」と声をかけてくれて、連絡先をメモして渡しておきました。
タクシーの運転手さんたち、本当に親切で嬉しかったです。
4、警察署へ遺失届出書を提出する
次の日、夕方まで連絡がなかった為、警察にも届出を出しに行ってきました。
本人の思い違いで、タクシー以外の所にある場合もあるので、念のため警察署の方にも『遺失届出書』を出しておきましょう。
これで一通りやることはやりました。
後は連絡が来るのを願うばかりです。
現場でのアピールが早く見つかるポイントに
さらに次の日の朝、ついに待っていた電話が鳴りました!
乗車したタクシー会社からの連絡でした。
ありました!
良かった!
取りに伺ったときに聞いたのですが、リュックには名前が書いてあったので、タクシーで降ろした辺りの家の苗字を調べようか(実家の表札と嫁いだ私の苗字は違いますから、その方法では辿り着きませんでしたね・・・)タクシー協会の方に持って行こうか迷っていたそうです。
そんなとき、他のタクシー会社の人たちが、「子供のリュックをすごい探していた人がいる。電話番号も聞いている。」と言う話が流れてきて、それで連絡先を聞いたそうです。
通常、タクシー内で忘れ物があった場合、何日間かタクシー会社に保管され、その後タクシー協会の方に集められるのが基本のようです。
それだと、東京に帰る前に手元に戻ってくることはなかったですね。
現場でのアピールとタクシー会社の人たちの親切に助けられました。
子供ももう失くさないとばかりに、暫くずっとリュックサックを抱きしめていました。
よかった・・・めでたしめでたし。
タクシーに乗るときに気をつけること
領収書(レシート)は必ずもらう。
タクシーは「領収書ください」と言わないとレシートを出してくれないので、運転手さんに必ずお願いしてください。
領収書さえもらっていれば、そちらにタクシー会社の連絡先がばっちり書いてありますから、そこだけに連絡しておけば済んだ話ですよね。
今回のことは本当に教訓になりました。
まとめ
タクシーで忘れ物をしたときは
・領収書があったら、タクシー会社へ電話する。
・タクシー会社が分からない時は、タクシー協会、個人タクシー組合、に連絡。
・警察署に『遺失届出書』を出しておく。
・すごく探していることをアピールして、拡散してもらう。
今回タクシー会社の人たちの優しさで、子供の大事なリュックが手元に戻ってきました。
本当に感謝感謝、そして、これからは、子供の大事な物をなくさないように注意したいと思います。
母の失敗談でした。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。