さて、いよいよ試験当日の日がやってまいりました。
試験内容等は書店で過去問題集を購入できますが、その他の当日の流れや様子は行ってみないと分からないものです。
その辺をまとめて記事にしてみましたので、参考にしてみてください。
もくじ
1日目 試験当日の流れと様子
1.番号順に並んで受付
男子も女子も調査番号順にタイムスケジュールが組まれています。

それぞれの時間ごとに受付時間が違います。
いかなる事情があっても遅刻すると試験を受けることはできないので、公共交通機関の遅延なども考慮して、確実に着くように家を出てください。
子供の事なので、道中なにがあるかは分かりません。
うさお君のお友達は、バスに乗って会場に向かったのですが、バスから降りるとき、どこでどうなってそんなことになったのか、膝がザックリと傷ついていて、血がダラダラになってしまったそうです。
持っていた絆創膏を何枚も張り合わせて止血し、無事試験を受けられたようですが、このように、道中まさかということが起きるのです。
不測の事態が起きても、焦らないように、余裕を持って到着できるようにしてください。
我が家は40分前に到着するように家を出ました。
会場に着くと、調査番号順に並んで待つようになります。
時間になると保護者と一緒に上履きに履き替え、体育館に入り、受付をします。
受付をしたら、子供は在校生が体育館に並べられている椅子まで連れて行ってくれます。
そして親は体育館の後ろ側で立って見ているようになります。
お子さんを引き渡すとき、お子さんは手ぶらの状態です。
お子さんの脱いだ靴等も親御さんが持つようにしてください。
募集要項に「お子さんの下履きは保護者がお持ちください」と書いてあったのですが、私はそこをすっかり読み飛ばしていて、子供に靴袋を持たせて引き渡してしまったので、引き渡した後で「〇〇番の保護者の方」と呼び出される羽目になりました。
そんなことで落とされることはないと思いますが、親としては自分の失敗で子供が落とされたら・・・と不安になってしまうものです。
募集要項は隅々まで読んで、当日はスムーズに動けるようにしておいてください。
2.体育館で在校生が楽しませてくれる
体育館では、番号順に30人の組ごとに並べられた椅子に座ります。
その状態で、空いている席にお手伝いの上級生を立たせて、先生方が欠席者の確認をします(このとき、後半の番号ほど欠席者が多いことが分かりました)。
その後在校生がステージでゲームや劇をして楽しませてくれます。
この時、興奮して立ち上がってしまったりする子が何人かいるのですが、もしかするとその辺もチェックされているかもしれませんので、気を付けてください。
私も後ろから、うさお君に「立ち上がるな~、立ち上がるな~」と念を送っていました(笑)。
3.保護者は一旦解散・そしてお迎え
その後子供たちは30人ごとに教室に移動し、試験を受けることになるのですが、保護者はここで一旦帰されます。
「終了時間までにお迎えに来てください。それまで学校の外に出ても構いません」と言われるので、近所の喫茶店でお茶をしていても大丈夫です。
しかし、私は何だかそんな気分になれなくて、校内にある保護者待機場所で待つことにしましたが・・・
待機場所・・・外です。
11月下旬です。
寒いです。
しかもこの日は雨が降っていました。
まるで南極のペンギンが身を寄せ合うように、保護者たち、北風が吹きつける中、我が子がちゃんとできていることを願いながら、一か所に固まって震えて立っている感じです(笑)。
要領がいい人はちゃんと暖かい場所を確保しに外出したのでしょうけど、私は何となく心配で、ずっと残っていました。
多くの親御さんが残っていたように思います。
しかし、残っていて正解。
試験が15分くらい早く終わったのです。
出口のところで先生が「〇〇番の保護者の方~」と一人ずつ引き渡して行くのですが、外出した方がまだ戻って来ていなくて、お子さんが不安そうに待っていたり、何度も呼ばれたりしていました。
それはそうですよね・・・
「〇時までに戻ってきてください」と言われたら、余裕を持って10分くらい早目に戻るとしても、15分前だとまだ戻ってこないですよね。
呼ばれているのに気づいて慌ててダッシュで駆け寄る方が何人かいらっしゃいました。
外出する際は余裕を持って、20分くらい早目に戻って来た方がいいかもしれませんね。
2日目 試験当日の流れと様子
1.受付➔移動
前日同様受付をし、体育館に入ります。
1日目と違うのは、今度は保護者も一緒に体育館から教室に移動します。
2.教室で面接の待機
30人ずつ教室に移動し、着席します。
親は子供の横に座ります。
早い番号から別室で面接を行うので、その教室で待っている感じです。
ですから、その教室で早い番号の子はすぐ試験が終わり、そのまま帰されます。
そして、遅い番号は教室で自分の番が来るまで待たされることになります。
しかし、この待ち時間を退屈しないように、上級生が絵本を読んだり、クイズを出したりしてまたもや楽しませてくれます。
本当に、このお手伝いの生徒たちがしっかりしていて関心させられました。
教室への誘導も全部生徒がしてくれて、お手洗いにも連れて行ってくれます。
男女も仲が良さそうで、何となく公立とはやはり在校生のお子さんの雰囲気が違うように感じました。
3.面接
さて、教室内で番号が遅い方だったうさお君は、上級生に存分に楽しませてもらったところで、順番が来ました。
5人くらいずつ別の教室に入って行き、親は教室の外で待っているので、ドキドキしながら室内から漏れ聞こえる声に耳を傾けます。
自己紹介くらいは聞こえましたが、あとは何を言っているかよく聞こえませんでした。
いくつか質問されたようですが、うさお君「一つ答えられなかった」としょげ返って出てきました。
参考に・・・
「遊びたいお友達が居たらどうしますか?」と聞かれたそうです。
「え?遊ぼうって言うじゃだめなの?」と私がうさお君に聞いたら、それが授業中だったら遊べないし・・・とかいろいろ考えてしまったそうです。
ま~しょうがないですね・・・。
噂ではほぼ1日目で合否が決まっていて、2日目はその確認作業のようなものだと言う話なので・・・
因みに、毎年2日目に運動の試験があったはずですが、どうやら今年はなかったようですね。
面接が終わったら帰されたので、拍子抜けしてしまいました。
やはり2日目はあまり重要ではないということですかね・・・。
因みに、2日目は親がずっと一緒ですが、試験がすぐ終わるから一緒に居るだけで、特に何もしません。
1日目のように外で待っているか、子供の側で待っているかの違いだけです。
その他の当日の事
トイレ
トイレは外にあるプールのトイレが解放されていますので、並ぶ前にそこで済ませていきましょう。
また試験中、保護者が待機しているときもそこを使います。
服装
子供
ほとんどの子がいわゆる一般的なお受験スタイルでしたが、学校側から配られた募集要項の中に「服装については、特に指定はありません。」とはっきり明記されていますので、それで合否が決まることはありません。
知り合いにも、幼稚園の制服で受験し、合格した子がいるので大丈夫です。
あとは、半袖にするか、長袖にするか・・・ですが・・・
どこで言われているのか「元気をアピールするために、半袖!」と言うのを噂で聞いたことがありますが・・・
いやいや・・・11月の後半ですよ・・・この日は今季一番かという寒さでした。
半袖を着せてくる方が非常識です!
日常的に冬でも半袖で過ごしている子は、いつもの通り半袖でいいかもしれませんが、そうでなければ長袖を着せてあげてください。
半袖を着せられてブルブル震えている子が何人かいましたが、かわいそうで見ていられませんでした。
考査は2日間に渡って行われるので、1日目で風邪をひいて、2日目に来られなかったらな元も子もありませんからね。
塾の先生も「この寒さで半袖は非常識」とはっきり言っていましたので、胸をはって長袖を着せて行ってください。
保護者
ほとんどの保護者が紺のお受験服でした。
しかし、この学芸大学附属大泉小学校の試験は、親の面接がないので、親の服装はあまり関係ありません。
もしこの学校しか受ける予定がないのでしたら、この1回の為にお受験服を買うのももったいないので、お持ちの黒やグレーのスーツで十分だと思います。
そうそう、それから1日目は特にですが、防寒対策をしっかりしてきてください。
コートはもちろん、マフラーと手袋を忘れずに。
あと、外で待たされるので、天気があやしい時は、朝降っていなくても傘を持って行ってください。
待っている間に降られたら最悪です。
待機場所は屋根が突き出していて濡れない所もありますが、全員は入れません。
念の為折りたたみ傘を持参するといいと思います。
最後に
以上、うさお君の年は試験当日こんな感じで進行しました。
今年は運動の試験がなかったりしたので、来年どうなるか分かりませんが、何となくイメージできましたか?
この学校は特に受かるも落ちるも運次第というところがあるので、あまり気負いせず、受かったらラッキーくらいの感じで方の力を抜いて気楽に行きましょう!