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学芸大学附属大泉小学校2次選考の合格発表の結果 落ちたときにかける言葉

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11月30日(土)先日学芸大学附属大泉小学校の合格発表が行われました。

我が家の長男うさお君はよく頑張りました。
この経験はこれからの人生決して無駄になることはないでしょう。
結果がどう出ても褒めてあげようと思います。

うさお君の結果報告

合否は・・・

さあ、合格発表の当日です!

2次選考合格発表の後すぐ3次選考の抽選が行われる関係で、合格していた場合を考え、くじ運の強い主人が発表を見に行くことに。

私とうさお君は家で主人からの合否の電話を待ちます。

うさお君には「そもそも10人に1人しか受からないし、もし落ちていてもそれはうさお君のせいではなく、その学校に合っていそうな子を先生が選んでいるだけだから、落ち込む必要はないんだよ。受かっていたらラッキーくらいに思って。」と言ってありました。

9時からの発表でしたが、9時8分くらいに電話が鳴りました。

電話がなった時点で「電話がくるのが早い・・・落ちた・・・。」と分かりました。

受かっていれば3次選考があるので、もっと遅い時間にかかってくるはずだからです。

電話に出ると案の定、主人の涙交じりの暗い声。

「ダメだった・・・何度見てもない・・・。」

やっぱり・・・

不合格だった時どうすれば・・・

「うさお君・・・ダメだったって・・・。」とうさお君に報告。

するとうさお君「ダメでも行くもん!勝手に行くもん!」とふくれっ面に。

やっぱりショックだよね・・・。

大人は国立の小学校に入れる難しさが分かっていますが、子供からすると、ちゃんとできたはずなのにどうしてダメだったのかが分からないんです。
ダメだった訳ではなく、選ばれなかっただけなのですが、その辺をうまく伝えることが難しい。

そこで私の取って置きのワードを出すことに。

「うさお君が行くことになった小学校は、どんなランドセルでも好きなの買えるよ。何色のにする?」

「え?ランドセル?好きなのでいいの?」パッとうさお君の顔の表情が変わります。

よし、食いついた!「そうだよ。明日買いに行こうか!」

「行く行く~!明日行く~!」と言うことで、一時はどうなるかと思いましたが、ランドセルのワード一発で機嫌を直してくれました。

小学校受験でダメだったとき、子供がかわいそうと思う方もいるかと思いますが、人生の中でこんなことはいくらでもあると思います。

いつも結果が成果につながるとは限りませんし、いくら努力しても叶わないことは世の中にたくさんあります。

これも人生経験。
何でもうまく行き、望んだことすべて叶うような子供時代を過ごすより、挫折の一つや二つあった方がいいのではと思います。

これから受験の皆さんは、ダメだったとき、子供が落ち込んだとき、どんな声をかけてあげるか、いくつか考えておくといいでしょう。

国立小学校合格は「運」

合格には至りませんでしたが、小学校受験に挑戦したことに悔いはありません。

国立小学校はお子さんの能力よりも、学校との相性で選考される場合が多いので、その子がダメだったから落とされた訳ではないことを親御さんもお子さんも知っておいてください。

実際国立小学校を何校か併願したお子さんは、3、4校の内1校という確率で合格を貰っています。

こちらの学校の校風とは合わないけれど、こちらの学校にはピッタリと、お子さんの性格によって学校側がちゃんと選んでくれます。

後で聞いたことですが、今年大泉に合格した子を10人ほど知っているというママ友が「皆大人しい子だよ。」と言っていました。

それではうさお君が受かるはずはないな・・・と思いました(大人しいとは無縁なので・・・)。

お兄ちゃんが大泉に通っているという活発な同級生がいましたが、やはり大泉は不合格。
その代わり、併願した他の国立小学校に合格を貰っていました。
お兄ちゃんは大人しく落ち着いた性格で、弟は元気で活発な性格なのだそうです。
そのママが「先生はよく見ているなと思う。」と言っていました。
ママも納得の試験官の眼力。
恐れ入ります。

とは言え学校によっては、その年によってどんなタイプの子を取るか違ってきたりするので、今年はどうなるか、とりあえず受けてみるまで分からないところがあります。

よく国立合格は「運」だと言われますが、これは抽選だけではなく、その年その学校が欲しいと思っている生徒に自分の子が当てはまるかと言うことでも「運」と言えるでしょう。

その辺を踏まえて、不合格でもお子さんがダメな訳ではないので、ガッカリし過ぎないようにしてください。

特にお子さんよりママの方が、自分の子を否定された気持ちになって落ち込む場合が多いようです。
しかし、考えてみてください。
あなたのお子さんはダメなお子さんですか?
そんなことは絶対にありません。

もちろん我が家のうさお君も、私にとって最高の息子です。

子供を公立小学校に通わせてみて感じたメリットとデメリット国立小学校に落ちた長男が現在公立小学校に通っていますが、実際通わせてみて公立小学校のメリットを沢山感じているので、それを記事にしてみました。もちろんデメリットもあるので、そちらも合わせてお読みください。...

第2次総合調査の結果発表

日時

毎年11月の最後の土曜日に行われます。

今年は11月30日(土)午前9時~9時30分でした。

2次の総合調査が11月27日.28日だったので、試験を受けてすぐ結果が出る感じです。

9時30分までとなっているのは、その後10時から3次選考があるためです。
この時間に見ておかないと、そもそも3次選考に間に合わないので、入学の意志がある方は必ずこの時間内に見に行ってください。

場所

小学校の校庭内にあるシュート板に掲示されます。
(校庭の隅に的のマークが描かれた大きな板があるので、試験を受けた際「あっ、あそこに貼り出されるのね」とお子さんの番号がそこにあることをイメージして、ちょっと見ておいてください。)

郵送や電話、インターネットなどで結果を知ることはできないので、当日小学校まで直接見に行ってください。

持ち物

・調査票
(2次選考の願書提出時に配布される受験番号が書かれた札です。)

2次に合格していた場合、当日すぐ3次選考がある為、この調査票を忘れると3次の抽選を受けることができません。
絶対に忘れないでください。

・スリッパ(保護者用)
合格発表自体は外なので必要ありませんが、合格していた場合、屋内で3次の抽選が行われる際必要になります。

第3次選考 抽選

第2次選考の合格者発表の後、同日10時頃から第3次選考の抽選が行われます。

合格者1名に対して保護者1名のみの入場で、お子さんは連れて入ることはできません。
2次の合格発表当日は、面倒を見る人がいない場合、1時保育等に預かってもらうことも考えておきましょう。

抽選の方法は一人ずつくじを引く方法となり、最終的な合格者と補欠に分けられます。

不合格というのはなく、かならず「補欠〇番」となるようですが、これがまたくじを引く親は責任重大ですよね・・・。
このくじで不合格に当たる数字を引いてしまった親は、一生忘れられないようです・・・。

2次に受かること自体難しいのに、せっかく受かったのに・・・最後の最後で・・・と想像しただけで悔しいですね・・・。

失敗
学芸大学附属大泉小学校の第3次選考の抽選は親のトラウマもの学芸大学附属大泉小学校では毎年2次選考(試験)で合格して喜びのあとに第3次選考(抽選)で外して肩を落として帰ってこられるママさん方がおられます。このくじ引きを引かなければいけないママさんが責任重大だし、外したときの落ち込み様がすごいんですよね。でもね、それはママの責任ではないのですよ・・・...

まとめ

国立小学校は、そもそも10人に1人の超難関。

しかも本人の努力も虚しく、抽選や性格などで合否が決まるものですから、その辺りを、親も子も理解した上で結果を受け止めてください。

不合格だったからと言って、そのお子さんがダメな訳ではなく、今年学校側が募っていた人材に当てはまらなかったというだけです。

ダメだったときは、入学する公立小学校のいいところを話してあげたり、ランドセルを買いに行ったりと気持ちを切り替えてあげましょう。

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