病気・ケガ

インフルエンザの流行時期に自己判断で解熱剤を飲んではいけない理由

熱が出た子を心配するママ

インフルエンザ、流行っていますね。

我が家の長男うさお君(5歳)も流行に乗ってしまいまして・・・

本日受診の結果、インフルエンザA型と判明しました。

昨日の夜から38度の熱があり、これ以上熱が上がるようだったら以前風邪をひいた時処方されていた解熱剤を飲ませようと思っていました。

しかし、「ちょっと待てよ・・・そう言えば・・・」と数日前テレビで専門家が話していたことを思い出しました。

解熱剤がインフルエンザ脳炎を悪化させる?

テレビでは「インフルエンザの時解熱剤を飲むとインフルエンザ脳炎を引き起こす可能性が高くなる」と言っていました。

どういうことなのでしょう・・・

調べてみると、

インフルエンザ脳炎・脳症の患者の中で、ボルタレン(解熱鎮痛剤)を使用しない患者に比較して、使用した患者は死亡の危険が14倍高かったと」いう結果となりました。

厚生省は00年11月以降、インフルエンザ脳炎・脳症患者にボルタレン(ジクロフェナック)は絶対投与をしてはいけない、また昨年よりポンタール(メ フェナム酸)も小児のインフルエンザには原則投与しないようにと呼びかけています。

引用:全日本民医連くすりの話

どうやら解熱剤はインフルエンザ脳炎になる可能性ではなく、「脳炎を悪化させる可能性が高くなる」ということのようです。

インフルエンザ脳炎での死亡例は発熱時からわずか30時間だったという話もあり、インフルエンザ脳炎は発熱時から非常に進行が早いのです。

このことから、インフルエンザが流行している時期に、熱があるからと言って安易に家にある解熱剤を飲むのは非常に危険なんです。

発熱してからの時間が短くてもインフルエンザ脳炎を発症している可能性は否定できないのです。

特に子供が熱で辛そうにしているのは、親としては楽にしてあげたいですよね。

しかし、そこはぐっと我慢して、まずは病院を受診してください。

インフルエンザに使用できる解熱剤は?

今日インフルエンザの診断を受け、病院で出された薬を受け取りに処方箋薬局に行ったところ、薬剤師さんに「解熱剤が出ていませんが、熱はピークを過ぎましたか?」と聞かれました。

「いえ、まだ熱は高いですが・・・インフルエンザって解熱剤使えるんですか?」と聞き返すと、「使えますよ。お医者さんに確認しますね。」と電話でわざわざ確認して、解熱剤を出してくれました。

そして「インフルエンザはこの解熱剤しか使えませんからね。」と言われました。

どうやら解熱剤は全部ダメと言うわけではなく、使えるものもあるようです。

うさお君が処方された解熱剤はカロナールという薬で、主成分がアセトアミノフェンのものです。

解熱剤は病気を治すものではなく、一時的に痛みや症状を和らげるものです。

とは言え、特に小さな子供がその痛みに長時間耐え続けるのは酷ですし、体力も消耗します。

解熱剤で一時的にでも症状を和らげてあげることは、回復の助けにもなるでしょう。

 日本小児科学会は、「インフルエンザにおける解熱剤の使用については、慎重に行なうこと、そして使用するのであれば、安全性の高いアセトアミノフェンを」と推奨しています。

引用:全日本民医連くすりの話

このように解熱剤も、インフルエンザと診断された上で医師が処方してくれたものでしたら、使用可能です。

熱が高い時はお医者さんに相談して解熱剤を処方してもらいましょう。

まとめ

解熱剤はインフルエンザ脳炎を悪化させるため、自己判断で解熱剤を飲んではいけない

・インフルエンザ患者にはアセトアミノフェンを主成分とする解熱剤のみ使用可能

何はともあれインフルエンザ流行時に熱が出たらまず病院を受診すること!

インフルエンザには治療薬もありますし、「質の悪い風邪より楽だったわ」なんて話も聞きます。

早めに受診し、早めに治して、この冬を乗り切りましょう!

風邪をひいている小学生
インフルエンザにかかった!登校、登園はいつできる?インフルエンザがすごく流行っていますね。 我が家の長男うさお君(5歳)も只今インフルエンザA型を発症中です。 日曜日の夜に発...