妊活・不妊治療

不妊治療 夫婦間の治療に関する温度差どう乗り切るか

ハートを持っている夫婦

不妊治療をしていると、夫婦間に気持ちのズレがあることを感じたことはないでしょうか?

この夫婦間のズレさえなければ不妊治療のストレスは半減するのでは・・・というほど
夫婦双方にとって重大な問題です。

私は途中お休みしていた期間もありますが、
最初に不妊治療に通い始めてから妊娠するまでに7年かかりました。

最初の6年間はタイミング法でした。

その後ステップアップして8回目の人工授精で妊娠できたのですが、
なぜこんなに人工授精へのステップアップが遅くなってしまったのでしょう。

それがまさに夫婦間の気持ちのズレにあったのです。

我が家がどんな状態だったのか・・・
どのように解決していったのか、記事にしてみました。

我が家の人工授精へ踏み切るまで


1、夫の精液検査拒否

病院にもよりますが、通常タイミング法は半年~1年ほどで、
その後人工授精へのステップアップを勧められます。

私は検査の結果多嚢胞性卵巣症候群(卵胞が発育するのに時間がかかり、なかなか排卵しない)という排卵障害の診断を受けていましたので、
排卵誘発剤などの薬で排卵を起こしてタイミングを取っていましたが、まったく妊娠しませんでした。

ちゃんと排卵チェックも先生にしてもらっていたので、
多嚢胞性卵巣症候群が原因で妊娠しないという訳ではありませんでした。

そこで、先生は主人の検査も必要と考えました。

「これだけ妊娠しないのだから、おそらくご主人様の方に原因があるのかもしれません。精液検査を受けてもらうように言ってください。」と言われました。

主人にそのことを伝えると・・・

「嫌だ・・・。」

えっ? 今何と・・・?(呆然)

とにかく頑固な主人は「嫌だ」の一点張りです。

しかたなく主人が嫌がっていることを先生に告げると、
「ご主人は奥さんが毎日どんな治療をして頑張っているか分かっているのかな・・・」とちょっと怒ってくれました。

その先生の言葉を聞いて、詰まっていた感情が一気に涙となってあふれ出し、
先生の前で大泣きしてしまいました。

私も主人の機嫌を損ねてはいけないと強く言えなかったのです。

それこそ、じゃあ不妊治療事態を辞めようなんて言いかねないと思ったからでした。

夫婦なのだから、早めに腹を割って話し合いをするべきでしたが、
当時、私は何となく不妊治療をしていることで主人に遠慮がありました。

2、夫は人工授精にも抵抗

その後またしばらくタイミング法を試みますが、やはりまったくヒットせず、月日だけが過ぎていきました。

そこで先生が人工授精を勧めてきました。

人工授精をする前に必ず精液検査をするので、それで結果が分かると言うのです。

そこで主人に人工授精へのステップアップを相談すると・・・

「人工授精なんて・・・人間を作るみたいで嫌だ・・・」と言うのです。

「人工授精は子宮口から子宮腔内に精子をショートカットしてあげるだけで、あとは自然妊娠と変わらないんだよ。」と説明しましたが、
「そんな方法で作った子供を愛せるか分からない・・・できないならできないで一生二人で構わない」とまたまた頑固に拒否。

そんなことでまたずるずるとタイミング法を行うことになり・・・やはり妊娠には至らず、
月日はどんどん流れていきます。

3、夫婦で話合い

そんなことで妊娠しないまま6年が過ぎました。

27歳で始めた不妊治療でしたが、33歳になっていました。

もうここで主人を納得させられなければますます妊娠しずらくなる一方だと、
主人を納得させるべく、説得に説得を重ねました。

・女性は妊娠するには年齢制限があり、35歳を過ぎるとさらに難しくなるということ
・今は二人でもいいかもしれないが、できない年齢になってからやっぱり欲しかったと後悔するのは嫌だということ
・現代では自然妊娠以外に子供を授かるチャンスがあるのに、その方法を試さずに諦めることはできないということ

これらのこと、私の気持ちをとにかく主人に伝えて、何日も話し合いました。

最終的には私の気持ちを分かってくれて、精液検査も人工授精へのステップアップも了承してくれました。

夫の気持ちを知るべきだった


とにかくもっと早く話し合いをするべきでした。

そして主人の気持ちもちゃんと聞くべきでした。

後で、どうして精液検査がそんなに嫌だったのか聞いてみると、
「自分に何か問題が見つかるのが恐かった」と言います。

友人の夫の話ですが、精液検査で夫の方に問題が見つかった時の落ち込みようと言ったらなかったそうです。

「自分は男として失格だ・・・」とか「自分は種なしだ・・・」とかそれはもう立ち直らせるのに大変だったと言います。

どうやら、女性は自分の側に問題があっても、果敢に不妊治療に取り組めるようですが、
男の人の方がプライドがズタズタにされるようで、落ち込みが激しいようです。

幸いウチの主人は精液検査に関しては「問題なし」という判定でしたので良かったのですが、
もしご主人様の方に問題があるような時は、その後のフォローを考えておかなければいけないですね・・・。

だからと言って、精液検査の結果を恐れて、だらだらと長い期間不妊治療をすることは望ましくありませんから、
とにかく不妊治療を始める前に、夫婦の間で気持ちをすり合わせておくことが大事だと思います。

どんな方法で生まれたかなんて関係ない


主人は人工授精をするにあたって、とにかく「愛せるか分からない」を繰り返していました。

が、このことを現在の主人を知る人に話すと、皆大笑いします。

それくらい、我が子が可愛くて可愛くて、それこそ「目に入れても痛くない」と言うほどの可愛がりようですので、
今では「どの口が 愛せるかどうか分からない、だって?」などと笑い話になっています。

ですので、このような心配をされている方は心配無用です。

自然妊娠も人工授精も体外受精も関係ないです。

そこに舞い降りた命は間違いなく二人の愛の結晶ですから。

まとめ


子供は自分一人ではどうしたってできないものです。

こればかりは夫の協力なしにはできないのです。

自分一人でできるのなら、こんなに苦労しない・・・と何度思ったことでしょう。

多くの不妊治療経験者が夫との気持ちのズレを感じているようです。

このズレの修正を先延ばしにせず、
二人の子供のことですから、どうか、早い段階で気持ちのすり合わせをしてみてください。

二人で同じ方向を見すえることで、ストレスは減り、
そしてそれは妊娠しやすい体作りへとつながりますので、
是非夫婦で向き合ってください。

それでは、皆さんにかわいい天使が舞い降りますように。