私の住んでいる所は、学芸大学付属大泉小学校が近いこともあり、こちらの学校をお受験する子が多い地域です。
先日12月1日(土)に第2次選考の結果が発表され(掲示:9:00~9:30 )、そしてそのまま第3次選考の抽選が行われました。
幼稚園でも習い事でも、年長のママさん達は、お受験の話題で溢れており、また年中の来年受験組のママさん達は、そこから少しでも情報を得ようと情報収集に事欠きません。
そう言う我が家も、長男うさお君が年中ですので、来年受験組の一人です。
情報収集、情報収集、メモ、メモ、メモ・・・と言うことで、合格組ママからの「合格のコツ」などを聴取したので、まとめてみました。
もくじ
学芸大学付属大泉小は2018年ついに1次選考がなかった
学芸大学付属大泉小学校は他の国立と同様
1次選考 抽選
2次選考 総合調査
3次選考 抽選
と抽選が2回あるのですが、近年受験者数の減少により、2017年は1次選考の抽選が行われたのは男子のみで、女子は全員通過となりました。
そして今年の2018年、ついに男子も女子も1次選考の抽選がありませんでした。
このまま行けば、来年もないかな・・・と思っているのですが・・・こればかりはふたを開けてみないと分かりませんね・・・。
どうか、どうか、ありませんように(祈り)。
第2次選考の願書提出は早く行くべし
第2次選考の願書受付は
11/5(月)~11/7(水) (2018年の場合)9:00~12:00 13:00~16:00
の期間に学校側に持参しなければいけません。
そして願書を受け付けた順に受験番号が発行されます。
男子の列と女子の列に分かれていて、受付がはじまる初日の朝は長蛇の列になるそうです。
お話を聞けたママさんは女のお子さんでしたが、8:45に着いたときには既に長蛇の列で、男子の受験者数の方が多いことなどもあり、男子の列が特に長かったそうです。
受付時間より15分早く着いたそのママさんが手にした受験番号は110番台だったそうです。
この番号は第一グループに入る番号なので、決して遅くない番号だということです。
全体を3つのグループに分けて試験が行われるそうで、とにかく第一グループに入るのが重要なんだそうです。
受付が始まって順番が来るまで1時間かかったそうですから・・・小学校受験って、願書提出するだけで大変なんですね・・・。
で、願書提出期間が3日間もあるのに、なぜ初日にわざわざ並ばなければいけないのかと言うと・・・お受験の常識みたいですが、「早い受験番号の方が受かりやすい」というのがあるのだそうです。(筑波大学付属小学校は例外のようですが・・・)
これは気合の入っているご家庭ほど早く願書を提出に行くので、ちゃんと準備した優秀なお子さんが前半に固まるからなんだそうです。
一方記念受験、ダメ元、などの軽い気持ちで受けられる方は、3日間の内適当な時間に提出に行くので、番号が後ろの方になるため後半の受験番号で受かる子は少ないということなんだそうです。
<2019年12月追記>
2020年度の合格者の番号を写真におさめてきました。
新たに分析してみましたので、よかったらお読みください。↓

優秀なお子さんに交じって受験した方がいい理由
周りに左右されるから
『早い方の受験番号をもらって優秀なお子さんと一緒に受験する』これは結構重要なことなんだそうです。
なぜなら、ちゃんとした集団の中にいると、いい方に引っ張られてちゃんとしてくれるのだそうです。
逆に、がちゃがちゃしただらしない集団の中に入れられると、普段はちゃんとしているお子様でも、悪い方に引っ張られてしまうのだとか・・・。
ま~子供ですから分かるような気がします。
とにかく、早い番号か、遅い番号かでは受験環境が全然違うということでした。
行動観察で「いい組」が作れる
これは行動観察で同じ組にいた子たちがまとめて取ってもらえたパターンなんだよね。
今年の行動観察はチームに分かれてゲームをしたんだけど、これも受験番号順に数名の組に分けられるから、『この組はいいな』と思うとまとめて取ってもらえるみたい。
「工作の折り紙ができなかった子が受かっていた」と言う話を他のママから聞きましたが、そのことから行動観察にかなり重点を置いて見られているのではないかと思います。
よって、自分の受験番号の前後の子がいい子だと優位になれると言うわけです。
「U.S.A.」で踊ったり 何を見てる?
毎年その年に流行った歌に合わせて、皆で踊るというのがあるようで、2年前はピコ太郎の「PPAP」だったそうです。
今年は絶対「U.S.A.」がくるのではないかと思っていましたが、大当たりでした。
さて、残念だったママさんは「これの一体何を見られているのかまったく分からない」とおっしゃっていました。
が、合格ママさんは
メリハリをつけてできる子かどうかね。
上級生とかが来ていろいろ楽しくしてくれるんだけど、その時テンションが上がちゃって、立ち上がったりしちゃう子とかがいるのね・・・
たぶんそういう子はチェックされてると思う・・・。
なるほど~・・・恐ろしい罠ですね~・・・。
思いっきり盛り上げておいて、いつまでも盛り上がっちゃってる子は落とすと・・・
推測の域ですが、無意味なことをするはずもないので、恐らく合格ママさんの言うような子をはじく為に行われているのでしょう。
他の難関私立に受かるような頭のいい子が、学芸大学附属大泉小に落ちたと言うような話を聞きますが、ペーパーテスト重視の他校とこちらの学校との合否基準が違うのでしょう。
どんな子を学校側が欲しがっているか
学芸大学附属大泉小のお子さんは通学態度が非常にいいと話を聞いたことがあります。
そのことから考えても、行動観察、指示行動、で高い点数を獲得し、落ち着きがあり、先生の話をよく聞けて、それをちゃんと行動に移せるという生徒さんを学校側が望んでいるように思います。
ペーパーテストや巧緻性を試すようなものの結果より、上記にあげたようなお子さんに合格を出しているようです。
これは学校関係者からの聴取ではないので、あくまでも推測ですが、受かったお子さんのメンツを見ても、そのように思います。

これから1年どうするか
我が家ではまず子供に事前情報として
「先生の言うことを聞けない子は小学校に入れてもらえないんだよ。
普段から先生の言っていることをよく聞いて、歩いて行ってと言われたのか、走って行ってと言われたのか、座って待っていてと言われたのか、よくよ~く聞くこと。
あと1年でそういうことがちゃんとできるようにしていこうね。」と言い聞かせました。
そして
と言うことだったので、お勉強は塾にお任せして、とにかく指示行動の訓練を日常に取り入れることにしました。
朝幼稚園に出かける際、私が指示行動の練習として「車に気を付けながら駐輪所までスキップで行って、自転車の前で待っていてください。」と言うと子供はゲーム感覚で、「はい!」なんて楽しそうにやっています。
そしてお友達とのおふざけがエスカレートした時などは、「はい、やめ!止めと言われたらどうするんだっけ?小学校入れて貰えないよ。」と言い、ちょっと冷静さを取り戻してもらったりして・・・とにかく男の子はテンションが上がってしまうと歯止めがきかないもので・・・。
あと1年あるので、徐々にできるようになることを祈ります。
まとめ
学芸大学附属大泉小学校はぺーバーなどのテストより、行動観察で点数の良かった子や、指示行動をちゃんと聞ける子を取っているようです。
だからこそ通学態度が非常にいいと評判なのですね。
生活態度がよく、お友達と仲良くできる子が多い印象ですので、子供を預ける親としては安心できる学校だと思います。
お子さんには普段からゲーム感覚で指示行動の練習をしたりして、人の話をよく聞き、行動できるよう訓練しておくと、直前に慌てなくていいと思います。
また、優秀なお子さんと一緒に受験することで、いい方に引っ張られるようですので、なるべく早い受験番号をもらうために、願書提出は、受付開始前に行って並ぶと確実だそうです。